長官と秘書官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 03:58 UTC 版)
「宇宙刑事シリーズの登場人物」の記事における「長官と秘書官」の解説
コム長官 演:西沢利明 銀河連邦警察の最高責任者で、本人も多数の悪の組織を滅ぼした伝説の宇宙刑事としてマクーやマドーなど、宇宙の犯罪組織にその名を轟かせている。現在は直接前線に立つことは滅多にないが、強さや技量は未だもって健在。 ギャバンの父であるボイサーとは親友で常に身を案じ、彼の行方を追っていた。 各宇宙刑事シリーズで主人公を地球地区担当として派遣。主にバード星からの通信で各組織の情報や指令を伝える。また、ギャバンには自ら地球に赴き、直接特訓を行ったこともある(その際の剣稽古でも、現役の宇宙刑事であるギャバン以上の技量を見せ、剣捌きの甘いところを指導していた)など、行方不明のボイサーに代わりギャバンの宇宙刑事に育て上げる。その後の作品での活躍 『宇宙刑事ギャバン 黒き英雄』 にせギャバンが起こした事件により、超A級指名手配犯となった一条寺烈をかばったため、長官の座を追われてしまった。時系列的には後日談になる『宇宙刑事ギャバン THE NOVEL』および『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では復帰するも、高齢から長官の座を退いた。 『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』 30年以上のキャリアを持ち、その威厳は未だ健在。初代ギャバンら歴代の宇宙刑事たちに指令を与えてきた。68歳。 撃を宇宙刑事にスカウトし、特例として「ギャバン」のコードネームを与える。 マリーン 演:名代杏子 コム長官の秘書。銀河連邦警察隊員。機械の操縦や手当の技術には長けているが、格闘術などは特に身に着けておらず、戦闘能力はミミーと同じでほぼ無い。 『宇宙刑事ギャバン』では母親の看病のために地球を離れたミミーに代わり、しばらくの間ギャバンのサポートを担当したこともある。終盤からミミーのものと同型のヘルメットを着用するが、当初はドルギランの中でしか着用していなかった。 ミミーと違って金銭的にはそれほど裕福ではなく、地球でショッピングの際に服の値段を見て「高いわね、他行きましょう」と諦めるシーンもある。ただし、地球に初めて来たときは自身の宝石付きの指輪を数千万円の現金に替え、ギャバンに「自由に使って」と手渡している。 『宇宙刑事シャリバン』のレイダー登場編では、最終決戦の際にサポートとして地球へやってきた。秘書ではあるが、宇宙刑事からは特に敬称なして呼ばれる。 エリーナ秘書官 演:穂花 『宇宙刑事ギャバン THE NOVEL』および『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』から登場している長官秘書。かつてのテレビシリーズにおけるマリーンと同じ役回りの女性。27歳。 単独で長官の多岐に渡る仕事を補佐している才媛であるが、それだけに規律には厳しい。 凛とした立ち居振る舞いを見せ、毅然とした態度で撃をたしなめるなど、ややもすると独断行動を取りがちな撃には、ことのほか厳しく接する。各作品での活躍 『宇宙刑事 NEXT GENERATION』 コム長官の時代から秘書官を受け持っている。ゴードンとは着任以前から知り合いらしく、ヒルダのことも幼稚園のころからの知り合いである様子。 ニコラス・ゴードン長官 演:藤堂新二 退任したコムの後任。威厳のある壮年の男性でヒルダという一人娘がいる。新しい長官室で職務をこなしながら撃たちに任務を与える。劇中での活躍 『宇宙刑事NEXT GENERATION』 『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』 かつて初代ギャバンたちが壊滅させた犯罪組織マクー、マドー、フーマの模倣犯を突き止めるためにギャバンを派遣する。 『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』 模倣犯罪の主犯であるホラーガールの逮捕直前にホラーガールと結託した神官ポーが娘のヒルダを誘拐し、やむなく捜査中止命令を出す。しかし、ヒルダこそがホラーガールの正体であり、娘の犯罪を知った彼は驚愕して隠蔽するための狂言だった。先ずは娘を逮捕させないための狂言誘拐を起こし、自分は神官ポーに成りすまして捜査妨害をしたが、舟が偶然運び屋を見つけて妨害されてしまい、更には撃に正体を突き止められたことで全てを打ち明け自殺を図るも撃に止められた。直後に正体を現したヒルダが撃たちを葬ろうとしたが、銀河連邦警察のスーパーコンピューターのエネルギーを吸収して魔空空間発生スイッチが暴走。ヒルダは呑み込まれてしまい泣き崩れた。
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