近未来警察072
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:59 UTC 版)
「とんねるずのみなさんのおかげですのコーナー一覧」の記事における「近未来警察072」の解説
西暦2038→2039年の日本を舞台に災害救助や犯罪捜査に挑む3人の戦士の活躍を描く。「警察」には「ぽりす」とルビが振られていた。題名の「072」とは、作品世界において台頭し始めていたニュータイプ人類の染色質72のことである。どう考えても敵の「ブラック・ダダーン」が関係してないと思われる事故や事件も、ジョーとゴンの二人が「ブラック・ダダーンの仕業だ」とこじ付けて話を進めるのがお約束のパターンで、ブラック・ダダーンの存在にすら懐疑的なナナを、暴力やセクハラなどで無理矢理納得させていた(その一連のシーンを後に番組内で、ナナが思わず言った一言にちなんで「クネクネ」と呼ばれていた)。特別分署使用車である「デパーチャー」に使用されたスズキ・セルボモードには本部や各国の支部がリアウインドウに書かれていた。ナナ役のオーディションの最終選考に残った2人のうちのもう一人が、遠峯ありさという名前だった頃の華原朋美であり、背丈を理由に松嶋菜々子が選ばれたことも後に明かされている。1994年11月3日開始。1995年3月まではほぼ2週に1回の割合で放送されていたが、松嶋がNHKの連続テレビ小説『ひまわり』に出演することが決定したため新しい女性隊員役を募集するも、決定の目途が立たないまま同年11月30日放送分で打ち切りとなった。なお、ブラック・ダダーンのボス役をアジャ・コングがやる予定であった。後に松嶋は『おかげでした』にゲストとして何度か出演しており、このコントの事も一時期言及されていた。第6話までは「探偵物語'93」同様、れっきとした次回予告が行われていた。 ■登場人物 早稲田一男=ジョー(サニー・バシタカ / 石橋)…近未来警察署の精鋭チーム「072」のリーダー。近未来警察スクールを首席で卒業。IQは210。冷静沈着だが、任務におけるナナへの態度は無論、「ブラック・ダダーン」の存在を信じてないという理由で救助活動を急かす市民に対しても手を上げたり、女性署員や大助と親しい少年の姉に一目ぼれしてはナナの嫉妬を買ったりとエリートとは思えぬ言動が目立つ。普段は代官山の美容室「世界チャンピオン サロン・ド・アルレドントの店」の美容師。母と二人暮らし。 金子大助=ゴン(木梨)…「072」のムードメーカー。射撃のエキスパートで「ビックリ関節はずし」なる特技を持つ。任務がない時は並木橋の中華飯店「有昌」で働いている。 吉田恵子=ナナ(松嶋菜々子)…「072」の紅一点メンバー。空手3段、柔道5段、剣道3段。普段は六本木のクラブ「茜色」のホステス。ジョーとゴンに無理やりペースを合わせようとしては毎回蹴られるなどして卑猥な言葉を連発していた(させられていた)。 松本三郎=隊長(長門裕之)…ジョーたちの上司で良き理解者である。任務がない時は魚屋「魚松」の店主。 ヤン・クンミン(太田一矢)…「072」に所属する科学者。 パパさん(橋本英雄)…「有昌」の店主。 早稲田さち(菅井きん)…一男の母。一男が「072」の隊員であることは知らないが、第9話エンディングでは、ジョーを息子と知らずに再婚相手と心に決めてしまう。 ■ゲスト 大河内浩=「茜色」の客(第2話) 野茂英雄=「茜色」の客(第5話) 佐野重樹=「茜色」の客(第5話) 細川直美=大助の初恋相手・細川有子(第7・11話) 木之下綾=交通課署員 水野美紀=大助の隣りに住む美紀(第10話) 広仲泰明=美紀の弟 小野みゆき(第12話)=近未来警察51期生出身の実業家。ジョー、ゴン、ナナと同期。だが… ■テーマソング 「近未来警察072のテーマ 〜戦えヒーロー〜」(オープニング。第11話以降は割愛)/作詞:吉野晃章、作曲:後藤次利、歌:とんねるず 「哀愁のバラード」(エンディング。第5話以降は割愛)/作詞:吉野晃章、作曲:後藤次利、歌:とんねるず
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