セクシャルハラスメント訴訟事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:50 UTC 版)
「とんねるずのみなさんのおかげです」の記事における「セクシャルハラスメント訴訟事件」の解説
1992年11月4日、石橋とチーフディレクターがセクシャルハラスメントをしたとして、東京地方裁判所に民事提訴された事件。原告は「帰りなおばちゃん」として番組に準レギュラーで出演していた当時56歳の稲村さち子で、訴えの理由は、同年10月29日放送の番組内、露出度の高いビキニを着せられた稲村に対し、石橋が「ヘアが見える」と発言しテロップで「素人のおばちゃんですからヘアの手入れはしていません」と流されたこと、CMやテレビドラマで芸歴が10年あるにも関わらず「素人のおばちゃん」と2度テロップを流されたことだった。稲村は石橋とチーフディレクターに対し200万円の損害賠償と番組内で名誉回復のコーナーを設けることを請求した。石田は取材に対し「素人のおばちゃん役で出演してもらった。傷つけたことは申し訳ない」と回答し、石橋の所属事務所は「本人と連絡が取れないのでコメントできません」とした。後に示談が成立し稲村は提訴を取り下げたことが報じられた。元々当番組は下ネタ傾向が強く、事件後下ネタ禁止令が下されたと言われる事もあるが、実際には後年に「近未来警察072」などが制作されており、その傾向はほとんど変わらなかった。
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