セクシャリティーについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 10:47 UTC 版)
「オーロラ (歌手)」の記事における「セクシャリティーについて」の解説
前述のとおりオーロラは、ブラジル訪問後に同性愛を巡る政治的立場は場所によって非常に劣悪であることに気付かされたと語り、2018年に次の作品の主題の一つとして政治性と官能性を挙げている。同じ時期、「クイーンダム」のミュージック・ビデオについてのインタビューでは、次のように語っている。 私の女王国では、あらゆる種類の愛が受容されられ許容されていることを明らかにしたかったんです。キスすることは、あなたができることの中で最も脆く(英語版)美しいことの一つだと、私は考えています。それから私はキスをダンサーの一人に……とってもきれいな人にしています。これは、私からファンへの小さなメッセージのようなもので、なぜなら私のファンのとても多くがゲイ・コミュニティから来ているからです。彼女らや彼らが進む道にはいろんな障碍があることを知っているので、そのことを考えると私は落ち着いていられませんし、怒りを覚えずにはいられないんです。 2018年のインタビューにおいては、自分は女性なのでフェミニストであるが、同性愛は自分の曲に対してフェミニズム以上に大きな触発を与えたと述べている。このインタビューでは、いま自分には男性的なボーイフレンドがいるが、以前はガールフレンドがいたこともあるとも語り、以下のように続けている。 私はそこにあるものを享受し、そして探求したいんです。自分の周りの全てを愛しましょう、それだけで、あなたは自分自身を愛しているんです。 2019年の『ゲイ・タイムズ(英語版)』誌のインタビューにおいては、自らがLGBTQコミュニティーの一員であることを肯定するとともに、他人が自分を定義したりカテゴライズすることは構わないが、自分で自分を定義する必要があるとは思わないと述べている。また、神話時代のようなあるがままの愛や性における快楽の享受を称揚し、同年のほかのインタビューにおいては、ジェンダーや種族を超えた尊敬や愛の重要性についても語っている。また2021年に発表した「キュア・フォー・ミー」は、同性愛者に対する転向療法について私への治療はいらないと訴えるものである。
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