近未来編の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:40 UTC 版)
「ライブ・ア・ライブ」の記事における「近未来編の登場人物」の解説
無法松(むほうまつ) * 声 - 石川英郎 ハーレーに乗ったタイヤキ屋さん。根性で全てを乗り切る昭和男児。アキラの兄貴分で、アキラからは単に「松」と呼ばれている。タイヤキ屋の売り上げでちびっこハウスの経営を陰から支える。暴走集団クルセイダーズとは何らかの因縁関係があり、敵対している。 本名は「マツイ ケンイチ」。本人は決して語らないが、かつて初代クルセイダーズのリーダーであり、アキラの父親を殺してしまった過去を持つ。 タロイモ * 声 - ノブオ(ペンギンズ) カオリの飼っていたアカミミガメ「タロキチ」が死にそうだったところを藤兵衛によって液体人間のように液体化させ、ロボットの動力とする事で生まれ変わったアンドロイド。その際、藤兵衛が名前を間違えそのまま定着した。命を救ってくれたカオリとアキラを慕い、アキラに同行する。ロボットのためレベルアップしないが、キューブと同じくパーツでパワーアップができる。ボディは真鍮製。 ブリキ大王 * 「古代バビロニアの魔神」といわれるロボット兵器。壽商会の地下に収納されている。動力は強大な精神力であり、通常の人間では精神力が強まる液体人間化しない限り操縦は不可能。超能力を持つアキラが操縦者として適任であるかと思われたが、最初は動かすことができず、初起動は別の人物によって行われる。最終編にも一部登場する。 カオリ アキラの妹。重い病気に冒されている。近未来編でゲームオーバーになった時、ちびっこハウスに居ながらアキラが倒れたことに気づく描写から、兄同様何らかの超能力を持っている可能性がある。 妙子(たえこ) ちびっこハウスで園長と共にアキラやカオリ、他の孤児達(カズ、アッキー、ユキ、ワタナベ)の世話を務める女性。アキラ達の母親や姉代わりのような存在。無法松に好意を持っており、彼を「ケンイチさん」と本名で呼ぶ。アキラが妙子の下着類を他の孤児に盗ませるイベントがあるため、妙子(や園長、ワタナベ)の名を冠したアイテムが多数存在する。 ワタナベ ちびっこハウスの孤児の一人。アキラからは常に名字で呼ばれており(下の名前は不明)、アキラのパシリにされることが多々ある。唯一の肉親であった父親は行方不明になっているが、生きていると信じているらしく、その帰りをいつまでも待っている。 藤兵衛(とうべえ) 声 - チョー 町外れにある何やら胡散臭い古道具屋・壽商会(コトブキしょうかい)を営む変わり者の発明家。しかしそれは世をいつわる仮の姿であり、本当は天才科学者。自らの体をサイボーグ化している。 クルセイダーズ 町にはびこる、ドクロヘルメットを被った暴走集団。かつては反体制を訴えるグループとして結成されたらしいが、今やその面影はない。連続誘拐事件に関わっているらしく、怪しい動向を見せている。 雲龍(うんりゅう) 日暮里にある謎の寺・御出居寺の住職。寺の周りには大量のインコが住み着いている。 シンデルマン 天才科学者であり、筑波研究所で液体人間を動力に動くロボットの研究をしている。かつては藤兵衛の同僚だった。初登場時の自己紹介で「生きているのにシンデルマン」と、特徴的な名乗り方をする。 ワタナベ コウゾウ かつてのシンデルマン教授の助手であり、孤児・ワタナベの父親。世間的には行方不明者として扱われているが、実はシンデルマンによって試作型液体人間ロボット「W1号」に改造されており、筑波の研究施設に潜入したアキラたちに襲い掛かる。 ヤマザキ 陸軍総帥。無法松を目のカタキにしていた。雲龍、シンデルマンらと組み、液体人間計画を進める。 隠呼大仏(インコだいぶつ) 御出居寺の裏の池に鎮座する、巨大なインコのような姿をした大仏。ヤマザキら三人の手により、彼らが信奉する御出居(おでお)様なる存在を降臨させるため、2000人分(60000リットル)の液体人間を捧げられて動き出した。
※この「近未来編の登場人物」の解説は、「ライブ・ア・ライブ」の解説の一部です。
「近未来編の登場人物」を含む「ライブ・ア・ライブ」の記事については、「ライブ・ア・ライブ」の概要を参照ください。
- 近未来編の登場人物のページへのリンク