液体人間
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近未来編に登場する。液化された人間であり、肉体的な力を失う代わりに精神力が飛躍的に上昇する。ロボットなどの原動力にもなる。シンデルマンが開発した技術。人間以外の生物を液化することも可能であり、物語中ではシンデルマンの元同僚である藤兵衛が、死に掛けていたアカミミガメのタロキチをこの技術を用いて液化させることで、流体アンドロイド・タロイモとして復活させた。
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液体人間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:46 UTC 版)
核実験で飛散した死の灰を浴び、強い放射能の影響で肉体が変質・全細胞が液体化した人間。劇中では人間のみならず、強い放射線を浴びたカエルも同様の姿に変異している。 一般的な伝承における吸血鬼のごとく他の人間を襲うことにより、犠牲者を自分と同様の液体人間に変える習性を持つ。そのため、物語終盤には液体人間が2体登場した。武器はゲル状に液体化した肉体であり、これに触れた人間は肉体が縮むように溶かされ、液体人間に変えられなければ泡となって消え去ってしまう。また、液体人間は全身が液体で構成されていることから、銃などの武器はまったく効果がなく、雨天時には地面に流れる水に交じって移動する。そのため、液体化した肉体で消火できない猛火によって焼き殺すことが唯一の対処法と言われており、最後は地下水道にて警察による火炎作戦で焼き尽くされた。 真木博士によれば、液体人間には犠牲者の精神活動が少しでも残る可能性があるという(これが最初の犠牲者が東京へ戻った理由である)。しかし、液体人間となった者が人間的な意識をどれだけ保って行動しているのかは不明である。 検討用台本では、液体人間に対抗するために政田が人体実験で液体人間になることを志願し、最終的には政田に代わって千加子が液体人間となり、液体人間の潜伏先を探り当てるという展開であった。 特撮 液体人間の描写には、合成と操演を併用している。 撮影の際、地を這う液体人間の表現には化粧ベース素材の有機ガラスが用いられ、セット全体を傾けて撮影された。壁を登るシーンは、逆さに作ったセットでカメラも逆さにして撮影された。 人型の液体人間は、有機ガラスを2枚のガラス板で挟んで成型しており、ガラス板を動かすことで間の有機ガラスも伸縮し、液体人間が呼吸をしているかのような動きを表現している。 クライマックスでの炎の中で消滅するシーンは、ガソリンを撒いたミニチュアセットの中にセルロイド製の人形を置き、火炎放射器で着火している。 また、液体人間に襲われた刑事が溶けるシーンは、服を着せた空気人形から空気を抜くことで表現されており、この手法は後に『ガス人間第一号』でも応用されている。
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