近未来編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:40 UTC 版)
サブタイトルは『流動』。80年代のロボットアニメのテイストを色濃く映している。 孤児院「ちびっこハウス」に住む超能力をもつ少年田所 晃(タドコロ アキラ)は喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。街では突然人が行方不明になる事件が多発しており、事件の裏では暴走族クルセイダーズと陸軍がつながっていた。その巨大な軍事力に立ち向かうため主人公たちは巨大ロボット「ブリキ大王」を動かそうと画策する。全体的に熱血感のあふれる内容である。 Yボタンでアキラがテレパシー能力を使い、本当のことを話そうとしない人の本心を覗くことができる。また、このシナリオでは話が進むと藤兵衛がアイテムを別のアイテムにパワーアップさせる「アイテム改造」をしてくれるようになる。 近未来編に登場するブリキ大王には主題歌「GO! GO! ブリキ大王!!」があり、この曲はフジテレビ系テレビアニメ『ゲッターロボ』(1974年 - 1975年)のような曲というテーマで製作された。この曲の歌詞は、ゲーム中では開発者達が考えた1番の歌詞しか出てこないが、当時ゲーム誌『ファミコン通信』の企画で製作サイドが2番・3番の歌詞を一般公募していた。そこにキャラクターデザイナーの島本和彦本人が、自分の考えた歌詞を「東京都在住、漫画家 島本和彦」の名前で一般公募で応募したところ、2番の歌詞として採用されたという逸話がある(ちなみに、3番は一般読者から応募された歌詞を4人分合わせたものを採用)。さらに、採用された歌詞で本作ディレクターの時田貴司自身が熱唱したバージョンを収録したカセットテープが当時の抽選プレゼントにまでなっていた(非売品)。また島本自身も今でも思い入れがあるのか、後に彼の著作である『吼えろペン』(1990年 - 1991年)にてブリキ大王らしきロボットの玩具が1コマだけ登場する描写がある(単行本7巻に収録)。また、『半熟英雄』シリーズのエッグモンスター「マシンナイト」の設定に「ブリキ大王がライバル」というものがある。2012年に再発売されたサウンドトラックでは、スクウェア・エニックスe-STORE限定予約特典として同じく時田貴司が歌う新録バージョンの本曲が収録されたミニCDが付属した。リメイク版では影山ヒロノブが歌っている。 なお、ストーリーの舞台となる年代は、スーパーファミコン版の説明書に「2010年の東京」と記載されてはいるが、作中では「TYPE-2014」というコードネームを持つサイボーグも登場している。ただし、近未来編中ではアキラの回想が随所に入るなど、時系列の流れがはっきりしない部分もある。
※この「近未来編」の解説は、「ライブ・ア・ライブ」の解説の一部です。
「近未来編」を含む「ライブ・ア・ライブ」の記事については、「ライブ・ア・ライブ」の概要を参照ください。
近未来編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 05:01 UTC 版)
「昭和不老不死伝説 バンパイア」の記事における「近未来編」の解説
2010年に起きたマリア会の軍事クーデターにより日本は、民主主義が消滅し、マリアを神と崇め「正義は必ず勝ち正直者は報われる」ことを教義とするマリア律法が全てに優先し異を唱えるものを排除するディストピアと化していた。2014年、マリアの生まれ変わりである本田マリアは昇平の妹として育ち普通の女子高生となっていたが、政権内部の権力闘争に巻き込まれていく。
※この「近未来編」の解説は、「昭和不老不死伝説 バンパイア」の解説の一部です。
「近未来編」を含む「昭和不老不死伝説 バンパイア」の記事については、「昭和不老不死伝説 バンパイア」の概要を参照ください。
- 近未来編のページへのリンク