藤子不二雄Ⓐ作品からのゲストキャラクター
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襟戸勉(えりと つとむ) 声 - 塩屋翼 1990年1月23日の第SP話「ユスリの落とし穴」に登場。 藤子不二雄Ⓐの作品『喝揚丸ユスリ商会』に登場した名前と年齢はそのまま流用し中身は荒井をモデルとした28歳のエリート商社マン。 珍奇堂店主 声 - 渡部猛 「妖しいアンティーク1、2」、「大変愛」に登場。 藤子不二雄Ⓐの作品『ブラック商会変奇郎』に登場する主人公・変奇郎の祖父・変奇左エ門がモデル。原作同様、骨董品店「変奇堂」を営んでおり、昔の品物や歴史から姿を消した物、はたまたいわくつきな商品を高額で販売している。 ただし、店の名前が変奇堂から珍奇堂に代わり、店主の頭髪などは白髪から黒髪に変更されている。喪黒からは「珍奇堂のオヤジ」と呼ばれている。 また、今まで喪黒が取り扱った商品もここで取り扱っている。 柿田アゲル(かきた あげる) 声 - 松岡洋子 1991年9月3日の第SP話「ワニオの怪奇料理」に登場。 藤子不二雄Ⓐの作品『黒ベエ』に登場した12歳の小学生。あだ名は「かきアゲ」。基本的に気弱で泣き虫な性格。 実家が料理屋のために金魚以外のペットが飼えず、同級生のゴリオが飼うブルドッグに脅かされて逃げる最中に喪黒と出会う。 ペットを飼うことを禁じていた両親を説得した喪黒からワニをプレゼントされ「最後までかわいがるように」と約束される。 そのワニを「ワニオ」と命名してかわいがっていたが、ある出来事がきっかけでゴリオの父親からワニを没収された挙句、料理人の父親に捌かせようとするという、嫌がらせのような宣告を受けてしまう。 それでも、喪黒の約束通りワニオを最後まで諦めずに想い続けていたため(捌かれる当日もゴリオ一家の門前に立っていたほど)、その様子を見て心を痛めた喪黒による「影写しの術」でゴリオ一家から解放されたワニオと再会して喜ぶ。 術の影響で、巨大化して言葉をしゃべるようになったワニオにも驚かないという一面がある。 ワニオ 声 - 大平透(喪黒が行った「影写しの術」影響時) 1991年9月3日の第SP話「ワニオの怪奇料理」に登場。 『黒ベエ』に登場したカイマン種のワニ。ペットを飼うことを禁じられていた柿田少年が喪黒から提供されたワニで、紆余曲折あって料理されかけたが、喪黒の「影写しの術」により、逆に喰おうとした人物を「料理」してしまう。 この回では柿田少年とワニオの幸せな様子を見届けて、いつものように「オーッホッホッホ…」と去っていこうとした所、急にただならぬ気配を感じて、笑いを止めるという形で後半の展開に続くという手法がなされている。 今仁 見手郎(いまに みてろう) 声 - 田中真弓 1992年7月7日の第SP話「今仁見手郎の秘密復讐計画表」に登場。 『黒ベエ』に登場したスズキミチオをモデルとした人物でメガネを掛けた内向的な性格の12歳の少年。クラスメイトのガマグチやモンキーからは会うたびに馬鹿にされたりいじめられている。しかしそれは表向きで、自分に対していじめ等の酷いことをしてきた相手(猫のドラや土佐犬のドスといった動物も例外ではない)に対して密かに処刑や復讐を実行する極めて冷酷かつ狡猾な性格の持ち主。 自らに危害を加えた相手の行動を事細かにメモして黒星を付け、黒星が一定数に達した場合にはあの手この手で復讐行為を行い、仕上げに復讐した証として復讐相手を魚拓にする。逆に親切にしてくれた人物には白星を付け、特にクラスメイトのシル子からよく気にかけられており、彼女に密かな好意を寄せている節も見られる。 ドラに顔を引っ掻かれた所を喪黒に助けられ、白星をつけたが、ドラへの復讐行為を行った際に喪黒の妨害を受けさらに自分の計画を知られたことで、一転して要注意人物とみなして黒星をつける。その後、花火大会当日に喪黒に罪を着せるために彼に変装しながらガマグチやドス、またその飼い主である井戸野夫人を襲い、最後に自宅に侵入した喪黒と対峙。ショット式の銛で仕留めたかに見えたが、喪黒はストックしていたスチール製の名刺が防弾チョッキ代わりになっていたことでダメージがなく、最後は喪黒のドーンを受け、復讐してきた相手と同じような魚拓にされてしまった。 茂手内 蛾次郎(もてうち がじろう) 声 - 山口勝平 1993年4月6日の笑ゥせぇるすまん春の特大号「大変愛」に登場。 ハート型の頭をした男子高校生。少女漫画を読み、クラスメイトや喪黒からは名字を「もてない」とからかわれる。 『藤子不二雄Ⓐブラックユーモア短編』1977年作品『大変愛』の主人公。 大仁 芳雄(おおひと よしお) 声 - 堀之紀 1993年4月6日の笑ゥせぇるすまん春の特大号「何もしない課」に登場。『なにもしない課』に登場した天野をモデルとした34歳のサラリーマン。 佐木 キザオ(さき きざお) 声 - 二又一成 「ブルー・アイ・ジャパニーズ」、「ザ・ガードマン」他に登場(スターシステム)。 『無名くん』をはじめ、『ミス・ドラキュラ』、『旦ベエ』、『憂夢』などに登場したスターシステムキャラクター。基本的に「お客様」に選ばれることはなく、「お客様」の同僚、エキストラとしての出演が多い。
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