落語天女
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月島 唯(つきしま ゆい) 声 - 後藤沙緒里 2月15日生まれ。O型。みずがめ座。17歳。老舗食堂月島の看板娘でアホ毛が特徴の熱血少女。基本的に天真爛漫な性格。落語の事となるとたとえ相手にけなされても、それにひるむ事なく熱くその良さについて語り出す。桂歌丸の大ファン。ひたむきなその性格は富士子夫人に大いに気に入られ、夫人の口添えで特別に歌丸の弟子になることを許された。 家事全般が大の得意。本人に自覚はないが洞察力に優れている面も。 黒(表現上は紫)の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に言霊天女(落語天女)となった。変身の掛け声は「人、人にあらず。知るをもて人とす。花もまた、秘すれば花になろうとも、秘せねば花にならんとす。これ花伝の条なり。一子相伝!」。「落とし話」という必殺技を持っている。 飛鳥山 雅(あすかやま みやび) 声 - 小島幸子 5月8日生まれ。O型。おうし座。17歳。飛鳥山財閥の令嬢。庶民の暮らしを知るために日本橋学園に入学。世間知らずのお嬢様ゆえか、生活力はゼロ。しかし江戸時代にタイムスリップ後は、持ち前の負けず嫌いな性格を遺憾なく発揮し、気丈に生き抜く。唯に対しては並々ならぬライバル心を燃やしているが、それは内に秘める友情の表れでもあった。 赤の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に唯と同じ言霊天女(落語天女)となった。変身の掛け声は「花は心、種は業。我が姿、よろずに花と例えしも、いわおに花の咲くがごとし。幽玄至極!」。弓矢を使って、敵を射殺している。 谷中 妙(やなか たえ) 声 - 沢城みゆき 12月4日生まれ。A型。いて座。17歳。天然ボケで眼鏡ッ娘。政治家を父に持ち、人の表裏を見てきた影響か、どうしても人に心を開けなかった。特に唯に対してはその笑顔に裏があると見ており、反感を持っていた。しかし、江戸の長屋での生活を通じて人とのふれあいの重要性を学び、外向的な性格になった。現代に帰ってからは、生徒会長になったりしており、6人の天女の中では最も人間として成長したとの評価もある。 黄色の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に神楽天女となった。なお6人の天女の宝珠の色は六ヶ所の五不動に対応しているとされ(後述)、二つある目黄のうち谷中妙に対応するのは平井の目黄である。変身の掛け声は「諸人の心和らぎて、上下の感をなさんこと。これすなわち芸の奥義なり。ならば仕儀に言う。風を追い、心に伝わる華とならん。風姿花伝!」。芸の力を使って、水龍や水の花火を創り出し江戸の町の炎を消して技を持つ。 小石川 鈴(こいしかわ すず) 声 - 清水愛 3月6日生まれ。A型。うお座。12歳。300のIQを持つ江戸おたくの天才少女。江戸おたくと言うだけあり、当時の江戸の一般常識・知識・落語に造詣が深い。江戸時代での生活ではそれが役立った。 黄色の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に計略天女となった。変身の掛け声は「色は匂えど散りぬるを、悪の栄えも常ならん。有為にうつろう無常の物よ、永久に夢見て我に酔え。寂滅為楽!」。 千石 涼(せんごく りょう) 声 - 小林ゆう 10月7日生まれ。B型。てんびん座。17歳。クールな美少女剣士。マスコミから注目されているが、当の本人はそれを意に介さない。時代劇ファンで、自分の部屋には好きな時代劇俳優のポスターを貼っている。 青の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に剣客天女となった。変身の掛け声は「カルラ神の加護を受け、光の翼、身にまとう。更に請う、竜をも滅するその力、なんじより賜らん。邪正一如!」。神刀・和泉守兼定を持って、敵を斬撃する。 内藤 晶(ないとう あきら) 声 - 野田順子 7月23日生まれ。AB型。しし座。23歳。鈴の相棒で発明とバイク好きな姉御。実は過去にバイク事故で恋人を亡くしており、それがトラウマとなって恋愛に消極的となってしまっている。年長者ということもあり、雅に負けず劣らずのプロポーションの持ち主。平賀源内と恋に落ちる。 白の宝珠を受け継ぎ、覚醒後に機巧(からくり)天女となった。変身の掛け声は「天富、天願、天爵、天祥をもて吉とし、天疾、天逃、天刃、天破をもて凶とせん。財、病、離、義、官、劫、害、吉。よろずの物と人は我が神宝。万物万師!」。いろいろな機巧を使って、敵と戦う。大きなブーメランのような武器もある。
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