紅南高校一年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 23:24 UTC 版)
「喧嘩番長4 一年戦争」の記事における「紅南高校一年」の解説
速水 勇太(はやみ ゆうた) 1-A 出席番号:14番 本作の主人公。阿久津を倒すため不良たちの集まる紅南高校に入学した新入生。 天上天下唯我独尊な性格で、一人称は「オレ様」だが、稀に「オレ」になることがある。あくまでも阿久津を倒して一番になることだけを目標としており学校をシメるなどの野心は無い。頭を使う事は苦手で良くも悪くも素直な男。サンタクロースを未だ信じている。「かっかっかっ」と言う独特の笑い方が特徴。 不思議と人を惹き付ける魅力があり、自然に周りに仲間が集まってくる。傲慢で自己中心的な性格で見栄っ張りだが仲間である川上、森、葛城が重傷を負わされた際や反町の非道なやり方には本気で怒りを顕わにすると言った正義感の強い一面も持ち合わせている。 実写版では白鳥に見限られたのち、失恋のうっ憤を晴らすように校内で暴れまくった。誘拐された白鳥を救出するもその後の進展は描写されず、速水が紅南高校の番長となった事だけが明示され、物語は幕を閉じる。 超気合技は「最強の拳」。 千葉 照男(ちば てるお) 1-A 出席番号:11番 紅南エリアの不良情報にやたらと詳しい情報通。学校で絡まれていた所を勇太に助けられ、彼とつるむようになる。少し小心者で、一人称は「オレっち」。通称「テル」。 情報屋として校内外問わず様々な情報を速水に提供すると共に、喧嘩ができない側の視点から速水の行動を諫め止める役割も担い、速水を正しく番長に導いた影の立役者でもある。 条件を満たせば戦う事が可能だが、体力は極めて低く、逃げ回るだけで攻撃はしてこない。 『喧嘩番長』『喧嘩番長2 フルスロットル』『喧嘩番長3 全国制覇』に登場した千葉良夫は伯父。 超気合技は「八方破れ」。 山口 賢治(やまぐち けんじ) 1-A 出席番号:19番 勇太と同じく阿久津を倒すため紅南高校に入学。通称「ヤマケン」。 喧嘩は勇太と同等の強さで、初戦では引き分けた(互いに自分が勝ったと言い張っている)。クールに振る舞い勇太を馬鹿にしているが、情に厚く頑固で似たもの同士。いがみ合いながらもライバルとして共に戦う。 勇太が各クラスの頭である森、葛城、八神を倒した後も自らが一年の頭であると主張し二年、三年からは勇太と同格に扱われている。 超気合技は「無敵の蹴り」。 川上 正二(かわかみ しょうじ) 1-A 出席番号:6番 1-Aをシメようと目論んでいたが、勇太に敗れる。勇太とは似た者同士の性格で、喧嘩後は彼とつるむ事が多くなった。 服装や口調が昭和テイストで、短ラン・ボンタンにリーゼントパーマが特徴的。 初対面の際に勇太からは「化石クン」と呼ばれ、以降も化石クンのあだ名が定着した。本人はそのスタイルに誇りを持っており、メールの文章にもそれが顕著に現れている。 超気合技は「コダワリの化石頭」。 森 圭太(もり けいた) 1-B 出席番号:19番 どこか危ない雰囲気が漂う漢。1-Bをシメている。オールバックヘアで両サイドのピアスが特徴。外見によらず侍のような性格で、舎弟にも深く慕われている(ただし、一部の言動は内心でツッコミを受けることも)。ケンカも一筋縄ではいかない。彼の書く手紙は書体が独特過ぎて解読を要する程。「左手は友の為に、右手は己のプライドの為に」と言う心情を掲げており、その性格と主義が心の琴線に触れた勇太たちと篤い友情を築いた(テルには理解できなかった模様)。 超気合技は「ツバメ返し」。 葛城 元(かつらぎ げん) 1-C 出席番号:7番 1-Cのトップに君臨。自分の力を試すために紅南高校に入学。中学時代はそこそこ名が売れていた。クールでイケメンだが、プライドが高く気性は荒い。 入学後間もなく八神に破れ、その恐怖と絶望感から氷室の部下に成り下がってしまう。しかし勇太との喧嘩でそんな自分を省み、プライドを取り戻した。以降は勇太の良き友人となる。一方でこの恐怖心と絶望感は根深く残り、次作で登場した際もネガティブな面が見えている。 超気合技は「剃刀キック」。 氷室 祐樹(ひむろ ゆうき) 1-D 出席番号:13番 ドレッドヘアと悪人面が印象的な1-Dのトップ。喧嘩は弱いが、2年に知り合いがいて誰も手を出さないだけ。悪知恵だけは頭が切れる。反町の部下。 勇太との戦いに敗れると計画の詳細を全て吐き、以降は休学となった。 超気合技は「目潰し」。砂を相手の顔にかける技だが、屋内でも使用可能。 八神 真(やがみ しん) 1-E 出席番号:19番 中学時代から実力が知られ、絶対に1年を締めるといわれた漢。三白眼であり、金髪のリーゼントヘアと背中に「喧嘩上等」と刺繍のある長ランが特徴。 暴れると手が付けられないことから通称“死神”の名で怖れられる喧嘩エリート。 強者に飢えており、接触してきた氷室に強者を紹介するよう催促していたが、満足できる相手が現れなかった。速水との戦いにようやく求めたものを感じた際に高笑いをし、速水から「マゾ」と評された。 ゲーム版では非情な性格に徹していたが、実写版では速水らと混じって楽し気に振る舞う姿が見られる。 超気合技は「絞首刑」。
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