第二次楽天時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第二次楽天時代の意味・解説 

第二次楽天時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 13:09 UTC 版)

渡辺直人」の記事における「第二次楽天時代」の解説

2017年11月21日に、楽天8年ぶりに復帰することが発表された。年俸1500万円金額推定)で、背番号26復帰時点での年齢37歳で、現役野手としてはチーム最年長投手含めれば、同学年1980年5月23日出生)の久保裕也に次ぐ年長であったまた、最初在籍期間中に続いてチームメイトになった選手からは、復帰我がことのように喜ぶ声が相次いで上がったという。 2018年には、レギュラーシーズン開幕一軍迎えると、序盤戦スタメン代打活躍セ・パ交流戦間中6月中旬出場選手登録をいったん抹消されたが、最初在籍期間中のチームメイト外野手)で同い年1980年4月23日出生)の平石洋介監督代行として一軍指揮始めた同月下旬からは、シーズン終了まで一軍帯同した。8月24日対日本ハム戦(札幌ドーム)では、5回表の打席で、移籍後の初本塁打堀瑞輝からマーク一軍公式戦での本塁打は、横浜時代2011年4月24日に対阪神戦甲子園)で放って以来7年ぶりであった一軍公式戦全体では、西武時代前年から倍増上の69試合出場打率.208ながら2本塁打放ったことなどから、シーズン終了後契約交渉では、推定年俸1700万円という条件契約更改した2019年には、一軍監督正式に就任した平石の下で、春季キャンプ後の2月末から3月上旬まで台湾遠征Lamigoモンキーズとの2連戦)に帯同した。帯同中に右足首の関節脱臼したものの、前年続いてレギュラーシーズン一軍スタート5月9日の対ソフトバンク戦楽天生命パーク)では、一軍公式戦におけるシーズン唯一の安打を、自身初の代打本塁打記録した。しかし、6月21日DeNA戦横浜)に代打出場した際に右足首を再び痛めたため、翌21日付で出場選手登録抹消抹消後に右足首の習慣性腓骨筋腱脱臼判明したため、7月5日患部の手術を受けたその影響一軍公式戦出場過去最少19試合オール代打)にとどまったが、シーズン終了後10月14日には、現役生活続けながら翌シーズンから一軍打撃コーチ兼務することが発表された。二軍監督三木肇平石に代わって一軍監督就任したことに伴う兼務で、楽天現役選手によるコーチ職の兼任は、球団史初めてである。 2020年には、選手としてオープン戦9試合出場レギュラーシーズン開幕一軍メンバーにも登録されたが、実際に6月19日開幕から公式戦への出場機会がなく、同月25日に登録を抹消された。実際には、抹消後も二軍イースタン・リーグ公式戦出場せず一軍コーチ職に専念選手としての再登録見合わされたまま、9月12日この年限り現役引退することが発表された。翌13日臨んだ引退記者会見では、「『コーチ兼任しながら試合出て活躍したい』と強く思っていたにもかかわらずシーズン半分過ぎたところで(試合へ)出場する機会なくなったこと」を引退理由挙げたうえで、「楽天入団してから、楽天ユニフォーム着て引退することが自分の夢だった。(途中でさまざまなことがあったが、(自分は)『幸せだな』と思う。今の自分があるのは、若い時に楽天成長させていただいたからなので、(横浜西武への在籍中にも)『いつか(楽天で)恩返ししたい』という思いをずっと持っていた」と涙ながらに述べた楽天野球団では、渡辺引退表明受けて11月6日楽天生命パーク宮城組まれていた古巣西武戦渡辺引退試合として開催。この試合自身希望で「1番・指名打者」としてスタメンこの年唯一の公式戦出場を果たすと、3回裏の第2打席安打ヘッドスライディングによる得点記録したほか、現役最後打席になった7回裏の第4打席でも安打放った9回表には、指名打者解除したうえで遊撃守備に就くと、無死一・二塁から栗山巧ゴロ捕球後に併殺完成岸孝之西武時代から楽天への復帰後を通じてチームメイト)の11奪三振による完投相まってチーム4-2渡辺引退花を添えた試合後の引退セレモニーでは(楽天入団当初監督だった野村克也から教わった)「一流脇役になる」「うまい選手より(怪我に)強い選手になる」という言葉目標プレー続けたことを明かした。さらにDeNA西武時代ファンに対して「(西武本拠地がある)所沢の地で、(DeNA本拠地がある)横浜の地で共に戦ったことを一生忘れません」との表現謝意示してから「最高の球団で、最高のチームメイトと、最高のファンと共に野球ができて、本当に幸せでした。全ての出会い感謝。14年間、夢のような時間ありがとうございました」という言葉締めくくった渡辺引退により、「松坂世代」の現役野手全員引退した

※この「第二次楽天時代」の解説は、「渡辺直人」の解説の一部です。
「第二次楽天時代」を含む「渡辺直人」の記事については、「渡辺直人」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第二次楽天時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第二次楽天時代」の関連用語

第二次楽天時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第二次楽天時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの渡辺直人 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS