百円銀貨とは? わかりやすく解説

百円銀貨(鳳凰)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:25 UTC 版)

百円硬貨」の記事における「百円銀貨(鳳凰)」の解説

臨時補助貨幣#昭和30年32年制定の円単位臨時補助貨幣」も参照 戦後1957年昭和32年12月11日に、初めての百円硬貨として鳳凰意匠とする百円銀貨が発行された。表面に羽を広げた鳳凰図柄および「日本国」と「百円」の文字裏面には旭日を囲む4輪桜の花図柄と「100YEN」、製造年配されている。硬貨では、当時最高額面(最高額面の紙幣は、同年発行された5,000紙幣)。

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百円銀貨(稲穂)

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百円硬貨」の記事における「百円銀貨(稲穂)」の解説

臨時補助貨幣#昭和34年改正の円単位臨時補助貨幣」も参照 鳳凰図柄の百円銀貨の発行開始年から2年後1959年昭和34年2月16日には量目品位そのままに、デザイン稲穂変更された。表面には稲穂図柄および「日本国」と「百円」の文字が、裏面には図案化された分銅型に重ねて100」の数字、その上下に分かれて製造年表記されている。なお、この際五十円硬貨デザイン変更となり、デザインは共に一般公募された。製造期間1959年昭和34年)~1966年昭和41年)だが、昭和37年銘(1962年)は製造されていない1964年昭和39年)には東京オリンピック開催され、それに合わせて100円銀貨デザイン一部変更した記念貨幣1964年度(昭和39年度)の通常百円硬貨製造計画8000万枚製造され同年9月21日発行された。その記念貨幣は、表面聖火五輪入ったデザインとなり、裏面については「100」の字体少々太い他、通常貨幣ではその数字左右にある横線記念貨幣では除かれており、「TOKYO 1964」の文字追加されているデザインとなっている。年号表記は、「昭和三十八年」のように通常貨幣では漢字統一されている文字が「昭和39年」の様に漢字アラビア数字混在したものとなった当初10年間で8億製造する計画であったものの保有銀量が不足していたうえ、電子工業写真工業など当時世界的な需要増大していた。アメリカ1965年昭和40年)から50セント硬貨の銀量を引き下げ25セント硬貨10セント硬貨白銅張り切り替えるなど、世界的な銀貨離れの中、日本もこれに倣い1967年昭和42年)から白銅貨切り替えられることとなり、稲穂デザインの百円銀貨は一般流通用として日本最後銀貨となった。なお百円銀貨が発行されていた時代には、板垣退助肖像百円紙幣B百円券)と並行して流通していたが、この紙幣日本銀行から支払い停止になったのは、百円白銅貨発行後の1974年昭和49年であった。 「日本の銀貨」も参照

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百円銀貨

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百円硬貨」の記事における「百円銀貨」の解説

1957年昭和32年)から1958年昭和33年)にかけて発行され鳳凰図柄の百円銀貨、および1959年昭和34年)から1966年昭和41年)にかけて製造発行され稲穂図柄の百円銀貨の2種類存在する仕様の変遷下記の通り素材(銀60%、30%、亜鉛10%組成銀合金)、直径(22.6 mm)、量目(4.8 g)、周囲ギザ2種類とも同じであり、いずれも法定通貨として有効である。 名称発行開始日発終了図柄百円銀貨(鳳凰1957年昭和32年12月11日 1958年昭和33年表面鳳凰裏面旭日桜花 百円銀貨(稲穂1959年昭和34年2月16日 1966年昭和41年表面稲穂裏面分銅 これら2種鳳凰稲穂)の百円銀貨の品位は.600である。2021年令和3年時点での銀相場は、1グラムあたり90100円推移している。仮に100円とした場合の百円銀貨に含まれる銀の価格100 × 4.8 × 0.6 = 288円となり額面金額超える。これらの百円銀貨は古銭商による買取対象となることもある。なお、鋳つぶした鋳つぶす目的集め行為貨幣損傷等取締法による処罰1年以下の懲役又は20万円以下の罰金)の対象となる。

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