りょう‐め〔リヤウ‐〕【量目】
重さ
(量目 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 07:49 UTC 版)
重さ(おもさ、weight)または、重量(じゅうりょう、weight)は、物体についての厳密な物理量ではなく、日常語として使われる文脈では、全く異なる次の2つの意味がある。
注釈
- ^ NIST SP 330(SI)2019年版 p.46, 下欄 Editors' note: In the United States the term “weight” is used to mean both force and mass. In science and technology this declaration is usually followed, with the newton (N) the SI unit of force and thus weight. In commercial and everyday use, and especially in common parlance, weight is often (but incorrectly) used as a synonym for mass, the SI unit of which is the kilogram (kg). 訳:米国では、「weight」の語は、force(力)とmass(質量)の両方の意味で用いられる。科学技術分野においては、この宣言(1901年のCGPM)は通常守られている(単位はforce(力)したがってweight(重さ)のSI単位であるニュートン(N)を用いる)。商業上の使い方と日常の使い方では、特に俗用としては、weight の語は、しばしば(しかし間違って) mass(質量) の同義語として使われている(SI単位はキログラム(kg)である)。
- ^ NIST SP330(1981)p.18, 3d CGPM 1901, USA Editors' note. "In the USA, ambiguity exists in the use of the term weight as a quantity to mean either force or mass. In science and technology this declaration (CGPM(1901)) is usually followed, with the newton the corresponding unit. In commercial and everyday use, weight is often usedn in the sense of mass for which the SI unit is the kilogram." 訳:米国では、量を表す「weight」の語の使い方には、force(力)を意味するのか、mass(質量)を意味するのかについて曖昧さが存在する。科学技術分野においては、この1901年のCGPM声明は通常守られている(単位はニュートン)。商業上の使い方と日常の使い方としては、weight の語は、しばしば mass(質量) の意味で使われている(単位はキログラム)。
- ^ この定義は、2018年の第26回国際度量衡総会(決議1)によって廃止された。
- ^ この gn の値は、現在は排除されている単位であるキログラム重を計算するための協定参照値である。
出典
- ^ 有馬朗人ほか70名、(中学校教科書)理科の世界1、p.183 「くらしの中では,「重さ」を質量という意味でも重力の大きさという意味でも使うことがあるよ。でも理科では重さと質量はちがう意味で使うよ。」、2020年3月2日検定済、大日本図書、ISBN 978-4-477031750
- ^ 「質量」をどう教えるか - ニュートンの質量の定義に戻って - 吉埜和雄・興治文子、新潟大学教育学部研究紀要第10巻第2号、p.127、6.重力と質量を区別しなくとも日常生活では不自由しない、2017年10月23日受理
- ^ 有馬朗人ほか58名、「たのしい理科3年」、p.166、もののしゅるいと重さ、「重さは, グラムというたんいで表され・・・」、2019年3月5日検定済、大日本図書、ISBN 978-4-477-03122-4、2021年2月5日再版発行
- ^ The American Heritage Dictionary, Second College Edition, p.1371, Houghton Mifflin Company, 1982, ISBN 0-395-32943-4 1)A measure of the heaviness or mass of an object. 2)The gravitational force exerted by the earth or another celestial body on an object, equal to the product of the object's mass and the local value of gravitational acceleration.
- ^ [1] BIPM 著、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 訳 『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年3月、126-127頁。
- ^ 電子天びんを用いた真空中での質量測定 水島茂喜など、第 40 回真空に関する連合講演会プロシーディングス、2000-01-08
量目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 15:34 UTC 版)
小判の規定量目は八分八厘(3.30グラム)であり、一分判は二分二厘(0.82グラム)である。 多数量の実測値の平均は、小判0.88匁(度量衡法に基づく匁、3.30グラム)、一分判0.22匁(同0.83グラム)である。 太政官による『旧金銀貨幣価格表』では、拾両当たり量目1.06894トロイオンスとされ、小判1枚当たりの量目は3.32グラムとなる。
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量目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 17:03 UTC 版)
小判の規定量目は二匁四分(8.98グラム)であり、一分判は六分(2.24グラム)である。 多数量の実測値の平均は、小判2.40匁(度量衡法に基づく匁、9.00グラム)、一分判0.61匁(同2.29グラム)である。 太政官による『旧金銀貨幣価格表』では、拾両当たり量目2.89010トロイオンスとされ、小判1枚当たりの量目は8.99グラムとなる。
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量目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 17:00 UTC 版)
小判の規定量目は元文小判と同じく三匁五分(13.09グラム)であり、一分判は八分七厘五毛(3.27グラム)である。 多数量の実測値の平均は、小判3.49匁(度量衡法に基づく匁、13.09グラム)、一分判0.88匁(同3.30グラム)である。 太政官による『旧金銀貨幣価格表』では、拾両当たり量目4.21510トロイオンスとされ、小判1枚当たりの量目は13.11グラムとなる。
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量目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 13:50 UTC 版)
小判の規定量目(質量)は四匁七分六厘(17.76グラム)であり、一分判は一匁一分九厘(4.44グラム)である。 この規定量目は京目一両すなわち四匁四分を基に以下のように導かれたものであるとされる。 小判十両分の素材が品位を五十二匁二分位として、京目で金十両すなわち四十四匁の生粋金に銀八匁二分を加えたものであるから、これより分一金四匁四分を差し引くと四十七匁八分となり、吹き減り分二分を差し引いて、四十七匁六分となることによる。すなわち(52.2-4.4-0.2)÷10=4.76である。 また、量目が四十四匁二分の大判の道具値段が八両二分と評価されており、十両分では五十二匁となり、金座の貨幣鋳造手数料にあたる分一金四匁四分を差し引き四十七匁六分となり、一両では四匁七分六厘とする説もある。すなわち(44.2÷8.5-4.4)÷10=4.76である。 小判の量目は四匁七分三厘とする文献もあるが、これは明治24年(1891年)の度量衡法の一匁=3.75グラムに基づく多数量の実測値の平均で17.74グラムとなる。江戸時代の一匁は唐代の3.73グラムに等しいと推定されている。一分判の実測値の平均は1.18匁(度量衡法に基づく匁、4.43グラム)である。 太政官による『旧金銀貨幣価格表』では、拾両当たり量目5.67952トロイオンスとされ、小判1枚当たりの量目は17.77グラムとなる。
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量目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 03:46 UTC 版)
小判の規定量目は慶長小判と同じく四匁七分六厘(17.76グラム)であり、一分判は一匁一分九厘(4.44グラム)、二朱判は五分九厘五毛(2.22グラム)である。 多数量の実測値の平均は、小判4.75匁(度量衡法に基づく匁、17.81グラム)、一分判1.19匁(同4.46グラム)、二朱判0.59匁(同2.21グラム)である。 太政官による『旧金銀貨幣価格表』では、拾両当たり量目5.71252トロイオンスとされ、小判1枚当たりの量目は17.77グラムとなる。
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