狩猟スタイルのシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 05:35 UTC 版)
「モンスターハンターの武器」の記事における「狩猟スタイルのシステム」の解説
『MHX』(MHXX含む)と『MHF』には、同じ武器種でも立ち回りを変更することができるシステムが存在する。 狩技(かりわざ) MHXに登場。ハンターが精神力を集中させて解き放つ大技。 ゲームのシステム的には、モンスターに攻撃を当てる度に狩技ごとに設定されたゲージが蓄積し、一杯になった状態で狩技のコマンドをタッチすることで発動する特殊なアクション。 武器種問わず使える狩技と、武器ごとに固有の狩技の2系統あり、後述の狩猟スタイルによりセットできる数が異なる。 MHXXでは装備している中から1つを「SP狩技」に指定でき(レンキンスタイルのみ3つとも指定可能)、使用すると同じエリアにいる全メンバーが狩猟スタイルに応じて強化効果が発生する「SP状態」となる。 狩猟スタイル MHXに登場。4種類のスタイルがあり、スタイルごとに同じ武器でも行えるアクションが大きく変わってくる。ギルドスタイル 4Gまでの操作方法にXで追加されたアクションを付け足した仕様。セットできる狩技は2種。 既存のシリーズ経験者向けで、狩技も過不足なく使えるため、バランスのいいスタイル。 他のスタイルは「ギルドスタイルから何らかのアクションを削った仕様」であることが多く、純粋なコンボ面では最も多様な技を使えるスタイルになる。 ストライカースタイル ギルドスタイルからいずれかのアクションを削った代わりに、狩技に特化したスタイル。セットできる狩技は最多の3種。 操作方式としては、過去のいずれかの作品に近い操作スタイルになる武器が多い。 また、被ダメージ時も狩技ゲージが溜まる特殊な仕様が追加される。 エリアルスタイル 空中戦に特化したスタイル。セットできる狩技は1種類。 大剣の地上溜め斬りなど、各武器種の地上での主要アクションを削った代償に、空中で使用できるアクションが追加されている。 また、回避が全ての武器で小さく前方宙返りする「エア回避」になる(ランスとガンランスは宙返りしない「エアステップ)。 エア回避でモンスターなどのオブジェクトを踏むことで、ジャンプ攻撃に移行可能。これにより、積極的に乗り状態からのダウンを狙って行けるスタイルになっている。 ブシドースタイル 「ピンチをチャンスに変える」スタイル。セットできる狩技はエリアルと同じく1種類。 ランス、ガンランス、剣モードのチャージアックスは「ジャストガード」、それ以外の武器は「ジャスト回避」というアクションが追加される。 それぞれ、モンスターの攻撃を命中する直前でガード/回避することで武器固有の特殊なアクションに移行できるようになる。また、ジャストアクションを成立させると狩技ゲージが溜まる。 ジャストガード/回避後のアクションが強力な一方で、太刀の気刃大回転斬りなどオミットされた技が多く、相手が攻撃してくれないと大技を使いづらいという欠点を抱えている。 ブレイヴスタイル MHXXで追加された攻撃特化スタイル。セットできる狩技は1種類。 攻撃し続けることでブレイヴ状態を発動させ、強力なアクションを解放することができる。 また、「納刀継続」からダメージを軽減しつつ素早く離れて納刀する「イナシ」もしくは即座に攻撃に移行しつつブレイヴゲージを大きく貯める「納刀キャンセル攻撃」に派生可能。 レンキンスタイル MHXXで追加された支援特化スタイル。セットできる狩技はストライカーと同じく最多の3種、更に全枠SP狩技として指定可能。 レンキンゲージを消費してマカ錬金タルを振り、様々なアイテムを生成して支援することができる。 秘伝書 MHF シーズン8.0で登場。ハンターランク5になると一部の技や回避行動が変化する秘伝書が装備可能となる。 G級昇格後は秘伝書を「G級秘伝書」に強化することが可能で、これにより「Gスキルランク(GSR)」という形になる。 なお、これらの条件となるHRなどの数値はアップデートで緩和などが行われている。当初の仕様では最初の1つを取得できるHRが500であり、2つ目以降は「既に持っている武器種全てにおいてSR(スキルランク: G9.1までの仕様においてはG級以前の段階にも存在していた、武器種単位での経験レベル)が200以上」という条件となっていたが、G7で1つ目を取得するHRが300に緩和され、G10でG級以前のシステムが大幅変更され現在の仕様となっている。またG9.1までのMHFではG級ハンターに昇格するための前提条件が「ハンターランク999+秘伝書のうち最低一武器種がSR999であること」となっていた。地ノ型 秘伝書取得以前から使用可能なデフォルトのスタイルを「地ノ型」と呼ぶ。 天ノ型 秘伝書取得時点で使用可能になる新たなスタイル。 最初から使用可能な11武器種においては、地ノ型から一部の動作を差し替えた形となる。 嵐ノ型 シーズン10より登場した、秘伝書取得後に使用可能な新たなスタイル。最初から使用可能な11武器種においては、天ノ型からさらに別の動作を差し替えた物となる。 当初の条件はSR100+ランダムで指定される「指定モンスターのHCクエストでの一定数討伐」という内容の試練を達成することとなっていたが、MHF-G10より穿龍棍以外は秘伝書取得時点で試練に挑戦可能となり、2017年4月のアップデートで試練は廃止され秘伝書取得のみで使用可能になる。 極ノ型 G級に昇格後使用可能になるスタイル。MHF-Zで登場、当初はGSR300+嵐ノ型習得済みが条件であったが2017年4月のアップデートよりG級昇格時点より使用可能となる。 ベースになるスタイルは武器種によって異なり、中には全ての型における基本的なアクションを使用可能になっているものもある。 また、全ての武器種で抜刀状態を維持したままダッシュモードに移行できる「抜刀ダッシュ」が使用可能になる。
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