浦和高等学校 (旧制)
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旧制浦和高等学校(きゅうせいうらわこうとうがっこう)は、1921年(大正10年)埼玉県北足立郡浦和町(現在のさいたま市浦和区)に設立された官立旧制高等学校。
- ^ 旧制高等学校文化を研究した竹内洋教授の『学歴貴族の栄光と挫折』(講談社学術文庫、2011)によれば、東京帝国大学「進学者数」を横軸に、「進学率」を縦軸にして、旧制高等学校を分類し、「進学者数」も多く「進学率」も高いA群として、一高、浦和高、静岡高、東京高の4つの旧制高等学校を分類している(昭和2年から昭和15年までの累計による分類)。あくまでも、教育社会学研究に基づく一つの分類である。なお、「 旧制の学制においては、旧制高等学校の卒業者数と帝国大学の入学定員がほぼ同数であるため、旧制高等学校を卒業すれば、ほぼいずれかの帝国大学に進学できたこと 」(いわゆる帝国大学への進学保証制度)と、それにより「 古今の人類の古典(名著)を読むことによる教養主義に基づく道徳的人格形成の場として旧制高等学校文化が存在したこと 」について、同書を参照。
- ^ 東京大学百年史編集委員会 『東京大学百年史』 通史三、52-58頁
- ^ a b 『官報』第5664号、昭和20年11月28日。
- ^ 「叙勲 飯塚幸三氏が瑞宝重光章を受章」『計量史通信』No.76、2016年2月、ISSN 0918-8932、9頁、2019年5月06日閲覧。
- 1 浦和高等学校 (旧制)とは
- 2 浦和高等学校 (旧制)の概要
- 3 概要
- 4 校地の変遷と継承
- 5 関連書籍
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