江戸幕府成立以降とは? わかりやすく解説

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江戸幕府成立以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 04:06 UTC 版)

高田城」の記事における「江戸幕府成立以降」の解説

越後高田藩藩庁置かれた。 1607年 - 堀忠俊福島城築き春日山城廃城となる(越後福島藩立藩)。 1610年 - 越後福嶋騒動によって堀氏改易となる。 1610年 - 徳川家康の六男、松平忠輝信濃川中島から福島城75万石で入封。 1614年 - 忠輝が福島城廃し高田城建築1616年 - 忠輝改易酒井家次上野高崎10万石から移封10万石) 1618年 - 家次の子・忠勝が信濃松代転封松代藩松平忠昌高田259千石となる。 1623年 - 忠昌、越前福井藩50万石相続高田から移動1624年 - 松平光長越後中将家)が26万石立藩1665年 - 高田地震により建造物倒壊三重建設1681年 - 越後騒動により、光長改易。 (この間幕府直轄信濃の大名2人組ずつ1年交代城代。) 1685年 - 稲葉正往相模小田原10万2千石から移封10万3千石1701年 - 稲葉正往下総佐倉国替え佐倉戸田忠真交換移封68千石1710年 - 戸田忠真下野宇都宮移封松平定重伊勢桑名から移封113千石1741年 - 松平定賢陸奥白河移封1742年 - 榊原政純播磨姫路から15万石で入封。 創藩当時高田藩は、親藩大藩である越前福井藩と共に加賀前田藩を丁度挟む配置である上、日本海側東北地方外様大名への押さえとして、幕府にとって重要な位置づけとされた。その後石高減少前田家将軍家縁戚重ねるなどしたため次第その役割小さなものとなっていった。元来気候厳し北国であること、松平忠輝改易越後騒動など相次ぐ事件の舞台であったことなどによって、幕府諸大名にとって高田藩は負のイメージ抱かせるものとなり、江戸中期以降はしばし親藩譜代大名不始末犯した大名懲罰的転封先、いわば流刑地のような位置づけ強くなった。 稲葉正往 江戸に近い相模小田原城主より転封同時に京都所司代罷免された。綱吉将軍擁立することを反対した大老酒井忠清派の人物であったため、これを嫌った5代将軍綱吉により粛清され結果である。のち老中返り咲いた際、江戸に近い下総佐倉移封された。 戸田忠真 佐倉城主より転封江戸から極めて近い佐倉城であったが、戸田氏幕閣から遠ざかったために、江戸から離れた高田移された。佐倉城主は幕閣中枢の譜代大名がしばしば入封するのが例であったため、忠真の父の忠昌が致仕したことにより、領地替えとなった。忠真に対す懲罰と言うより稲葉正往佐倉入りに伴い、忠真が弾き出された形に近い。その後、忠真が幕閣重視されるに伴い江戸により近く関東の重要拠点である下野宇都宮に再移封された。 松平定重 桑名城主より転封些細な経理ミス犯した藩士野村増右衛門斬首し、懲罰野村一族にも及んだ。この厳科5代将軍綱吉不興を買い、東海道要所桑名から高田転封された。五代のちに松平家陸奥白河移封された。 榊原政純 姫路城主より転封。政永の父、榊原政岑幕府倹約令無視した言動行った吉原豪遊し女郎高尾太夫身請けするなどの行動が、倹約令推し進めていた8代将軍吉宗怒り買った榊原家幕府名門ということもあり改易とはならなかったが、政岑は強制隠居蟄居となり息子政純が相続したが、格の高い姫路城主の地位から越後高田転封という処分になった高田移ってのちの政岑には、名君伝承が残る。

※この「江戸幕府成立以降」の解説は、「高田城」の解説の一部です。
「江戸幕府成立以降」を含む「高田城」の記事については、「高田城」の概要を参照ください。

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