歴史と構想
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「ウェスティン・グランド・ベルリン」の記事における「歴史と構想」の解説
1957年に取り壊されるまで、現在のホテルの敷地には他の商業ビルと並んで、東ベルリンで最も古い、最も壮麗なアーケード街の一つ、1873年落成のカイザーガレリーがあった。1943年にこの建物は空襲で大破し、1945年には残りの部分も焼け落ちた。残った廃墟は1957年に撤去された。 当初のインターホテル・グランド・ホテル・ベルリンは品格のある古典主義風の建築として構想され、エアハルト・ギスケの監修のもとに鹿島建設によって設計された。建設費は2億ドイツマルクであったという。このホテルは最高の水準を満たすべきであるとされ、高級感あふれる建物に仕上げられた。1987年8月1日に当時のドイツ民主共和国国家評議会議長エーリヒ・ホーネッカー臨席のもとに落成式が行われた。ウェスティン・グランド・ホテルは359室の客室とスイートルームを持つ。エントランスホール(いわゆる「オクトゴーン(八角形)」)と入口はカイザーガレリーの様式に従っている。 ベルリンの壁が崩壊し、ドイツが再統一された後、1990年にこのホテルの所有権は信託公社(旧東ドイツの国営企業を民営化するために設立された会社)に移行した。1992年にこのホテルは投資会社スターウッドに売り渡され、ウェスティン・グランド・ホテル・ベルリンと改称された。
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歴史と構想
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1992年の初代『Mortal Kombat』の診断メニューにて、共同開発者でプログラマーのエド・ブーンがコーディングエラーを検出するために監査用の画面(audits screen)で表示するマクロを作成した。 この方式は、シリーズ開発元のミッドウェイ・ゲームスのシステム基盤「Midway Y Unit」を使用した1990年のゲーム『スマッシュTV』の時から採用していた。これは、プログラムの実行回数のように、error macroを縮めて複数形にしたERMACSと表記されていた。初期の改訂版では、監査画面上で「"Shang Tsung Beaten"」と題したカウンター(ゲームの最終ボスにちなんで命名された)の下に表示されていた。ブーンが第3回目となる改訂版で隠しキャラクターのレプタイルを追加した際、「Reptile Apperances」と「Reptile Battles」というカウンターの下のメニューにERMACSという文字列が記載されており、プレイヤーはErmacという第2の隠しキャラを探すことに躍起になっていた。 ミッドウェイは1993年3月にゲームの5回目の更新となる最終アップデートを行い、リストからERMACSを削除したが、Electronic Gaming Monthly (EGM) により、初代『MK』でErmacという赤い忍者と対戦している画面のスクリーンショットを証拠としてポロライドカメラに収めたという人物「トニー・ケイシー」からの書簡が公開されてからというもの、このキャラクターについての憶測が加速していった。この写真は、SNES版の「MK」の「Warrior Shrine」ステージで勝利のポーズをとる黄色の忍者スコーピオンを赤色に加工し、画面中央に「Ermac Wins」というテキストを重ねた加工画像であることを雑誌は知らなかった。2号後に掲載された読者の回答にはこのキャラクターに辿りつくための複雑な手順がさまざまに書かれていた。存在しないはずのアーマックが赤い忍者として認知され始めたため、プレイヤーは忍者キャラクターのグラフィックが赤く点滅し、HPバーの名前が「Error Macro」または「Ermac」に置き換えられるバグの目撃を主張した。しかし、本物のバグの場合、マクロのカウンターは増加せず、キャラクターの赤いパレット(色のデータ)がそもそも存在しないため、このような現象は起こりえなかった。ミッドウェイは1993年の続編『Mortal Kombat II』に「Ermac does not exist」というメッセージを挿入したが、ブーンと、ミッドウェイのマーケティングディレクターのロジャー・シャープはゲーム内の彼の存在をはっきりと否定しなかった。EGMの件から2年後の1995年10月、アーマックは「Ultimate Mortal Kombat 3」のプレイアブルキャラクターとして登場。アーマックの存在は単なる作り話から都市伝説へと変化していったため、開発者はシリーズに登場させる価値があると考えていた。2011年、ブーンはTwitter上で噂の真相を明らかにし、アーマックに対するファンの憶測をかき立てるため、ERMACSの意味を秘密にしていたと述べた。 NetherRealm Studios(旧Midway Games)は、その後のシリーズや関連メディアで噂やEGMのデマに触れた小ネタを挿入している。1994年に同社が出版し、開発スタッフであるジョン・トビアスが原作と作画を手掛けたMortal Kombat IIの前日譚のコミック本に1コマだけ登場した。「Mortal Kombat: Deception」のトレーニングモードには "It is a little-known fact that 'Ermac' is short for 'Error Macro'"(「Ermac」が「Error Macro」の略だということはあまり知られていない)」というメッセージが存在し、「MKX」では、アーマックと新キャラのタケダとの対戦前イントロではアーマックの出自に対するオマージュが盛り込まれている。2005年の「Mortal Kombat: Shaolin Monks」では、Warrior Shrineにてボスとしてプレイヤーを待ち構えている。スカーレットはアーマックと同様にMKIIでは登場しないキャラクターで、似たような背景を持つが、NetherRealm Studiosは彼女をファンの噂を現実にした2番目の例にしようと考え、「MK9」にプレイアブルキャラクターとして登場させた。
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