椴松とは?

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とど まつ [2][0]

マツ科常緑高木北海道以北自生球果円柱形直立してつく。アカトドマツ・アオトドマツがある。材はパルプ用材建築器具船舶などに用いられる。また、クリスマスツリーともする。とど。

椴松

読み方:トドマツ(todomatsu)

マツ科常緑高木高山植物


トドマツ

別名:椴松
【英】:Abies sachalinensis
(マツ科)


分布は、北海道に限られ、また、南千島樺太などにもおよんでいます。分布からもわかるように、ソ連から輸入されている木材のなかに含まれています。北海道では、エゾマツとともに、エゾ・トドと一括して呼ばれ、代表的樹種です。属名からもわかるように、本州産するモミ:A.frima、シラベ:A.veitchiiなどと同類です。

木材
本州産するモミなどと、木材はよく似ています。しかし、トドマツは、木材に、とくに節に一種のくさい臭いがあります元来軸方向細胞間道樹脂道)はありませんが、何かの傷害を受けると、外傷樹脂道出来ることがあります年輪がはっきりとしており、肌目は粗くなっています。気乾比重は0.35~0.44(平均値)~0.52です。心材辺材の色の差は、はっきりとせず、ともに白色あるいは黄白色です。比較欠点が出易く、その種類多くなっています。とくに目立つのは、水喰(みなくい)といって心材部分でも、辺材部分と同じように、含水率が高くなっている部分よくあることです。保存性は低いですが、土木用に用いた場合には、エゾマツよりも腐りにくいとされています。加工および乾燥は容易です。

用途
建築土木パルプ材、包装電柱坑木など、主に北海道で用いられています。北海道では、エゾマツとともに住宅や板に使われ、ちょうど、本州四国九州でのスギのように取扱われてきています。北海道本州という僅かな距離の違いで、木材利用のされ方が違うのも興味あります本州とくに太平洋地域ではエゾマツモミの類がなどに用いられることは非常に少ないのではないでしょうか


とどまつ (椴松)

Abies sachalinensis

Abies sachalinensis

わが国北海道から南千島サハリン分布しています。北海道ではもっともふつうに見ることができます。高さは2030メートルほどになり、円錐形樹冠となります。線形軟らかく、光沢があって先端が2裂します。裏面には白い気孔線があります。材は建築器具パルプなどの材料として利用されます。名前は、アイヌ語の「トトロップ(Totorop)」に因みます。
マツ科モミ属常緑高木で、学名Abies sachalinensis。英名は Sakhalin fir, Todo fir
マツのほかの用語一覧
マツ:  這松  黒松
モミ:  大白檜曽  椴松  白檜曽  裏白樅
ユサン:  油杉

椴松

読み方:トドマツ(todomatsu)

マツ科常緑高木高山植物

学名 Abies sachalinensis


トドマツ

(椴松 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/13 06:16 UTC 版)

トドマツAbies sachalinensis)は、マツ科モミ属の樹木である。


注釈

  1. ^ 材の中心部分にあり、死んだ細胞から構成されている
  2. ^ 材の辺縁部にあり、生きた細胞から構成される

出典

  1. ^ Conifer Specialist Group 1998. Abies sachalinensis. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  3. ^ a b c d e f g 平井信二. 1998. 木の大百科 -解説編-. 朝倉書店. 東京
  4. ^ a b c d e 林野庁監修. 2001. 林業技術ハンドブック. 全国林業改良普及協会. 東京
  5. ^ a b c 日本林業技術協会 (編). 1993. 新版 林業百科事典. 丸善. 東京.
  6. ^ 田島俊美, 江口晃, 牧野哲夫, 坂東貴司. 1959. トドマツオオアブラの寄生のひろがりと薬剤散布の影響. 林業試験場北海道支場年報1959
  7. ^ a b c d 横田俊一. 1983. 北海道におけるスクレロデリス枝枯病, 特に病原菌とその病原性. 林業試験場研究報告. 第321号 89-116.
  8. ^ a b c 小野馨, 横田俊一. 1959. マツノネクチタケのトドマツに対する接種試験.日本林學會誌 41(12), 495-497
  9. ^ a b c d 徳田佐和子. 2005. トドマツ根株腐朽病の発生機構の解明と被害回避法の検討 平成9〜12年度実施 林野庁普及情報システム化事業「針葉樹根株腐朽病の発病機構の解明と被害回避法の開発」に関する調査とりまとめ. 森林防疫 54(10) 219-226
  10. ^ 北海道水産林務部. 2012. 平成22年度 北海道林業統計.
  11. ^ a b c d e f 日本材料学会 木質材料専門委員会 (編). 1982. 木材工学事典. 工業出版. 東京.
  12. ^ 松崎智徳. 2007. トドマツの水食い材. 森林総合研究所北海道支所 研究レポート No.96
  13. ^ 古野毅, 澤辺功 (編). 1996. 木材科学講座2 組織と材質. 海青社. 滋賀
  14. ^ 吉本昌朗, 信田聡. 2001. トドマツ水食い材の観察と強度. 東京大学農学部演習林報告 第百六号 91-139


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