本選第1回戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 19:01 UTC 版)
20名が一対一で対決する。勝負食はその都度ルーレットで決定し、それぞれ対戦形式も異なる。一本勝負で、勝者(計10名)が決勝戦に進む。勝負食はいずれも料理で無く単品の食材である。会場にはスプーンやナイフ・フォーク、水入りジョッキ、塩、マヨネーズ、など最低限の道具や調味料が予め用意されているが、挑戦者が大食いに直接関連する道具を持ち込むことは禁止されている。 第1試合 - 勝負食:ゆで卵○ニコライ・カバレフスキー(60個)vsトーマス・ヨハンセン(54個)×時間制の大食い勝負。 序盤は2人とも3つ食べて水を飲むというサイクルで食べ進んでいたが、残り3分でトーマスがスパートをかけ1口食べて水を飲むというサイクルに変更。しかし、ニコライはゆで卵を潰しマヨネーズと混ぜ合わせて流し込むという方法でスパートをかける。トーマスも慌てて1個を1口で食べ始めるも追いつけず、6個差でニコライの勝利。 第2試合 - 勝負食:茹でトウモロコシ○ジャッキー・楊vs李大虎×先に20本完食で勝利。 大虎の得意食材にして楊の苦手食材という勝負であったため、大虎及び傍観していた美麗は大虎が勝つと予想。しかし、楊はそれを克服していた上、大虎のスピードに勝つためトウモロコシ12本分の粒を外し一気食いするという奇策を披露し、追い詰める。大虎は必死で逃げるも、勝ちへの焦りが出たのか最後の1本を完食しきれず(わずかに粒が残った)敗北。 第3試合 - 勝負食:生のキャベツ一玉×チャーリー・アボットvsホセ・ゴンザレス○一玉完食勝負。 開始後アボットが勝負食材にクレームを付けるが、ゴンザレスの挑発により試合開始。アボットはキャベツの葉を一枚ずつ水で流し込むという方法で食べていくが、ゴンザレスは衣装のマントにキャベツを包み膝で潰し、ドレッシングをかけてフォークで食べるという方法で大量リードする。アボットも途中で方法を変更しザク切りにしてドレッシングをかけるも、それを一口食べた瞬間にゴンザレスが完食した。 第4試合 - 勝負食:トマト×ジェフ・ノーマンvsテオドール・ヴァンゲリス○(ノーマンの反則負け)制限時間20分の大食い勝負。ただし、潰して食べる事は禁止される。 ヴァンゲリスはトマトを4等分にして食べるという極めて正道の食べ方をするのに対し、ノーマンは違反ギリギリの揉みほぐしてすするという方法で食べ、リードを奪う。(王会長はこの食べ方を認めた。)しかし中盤、ノーマンの揉みほぐし方やすすり方が汚くなってきた(机上にトマトの果汁が垂れ始め、ノーマンの口にも付着していた)ため、王会長の判断の下ノーマンは失格となった。 第5試合 - 勝負食:バナナ○パルマー・ラインハルト(3杯)vsブルーノ・カルパッチョ(2杯弱)×ジョッキ一杯につきバナナ10本+牛乳200g入りの濃厚なバナナジュースを使い、制限時間30分の「大飲み」対決を行う。 序盤、両者共に一気飲みを試みるも濃厚さに負け断念。カルパッチョは水を入れてかき回し濃度を薄めて一気飲みするという方法、ラインハルトはスプーンでジュースを掬って食べる(噛んでいた)とい対照的な策で大飲みを試みる。序盤こそカルパッチョがリードしたものの、大量の水を同時に摂取したため腹がふくれ、2杯目完飲間近で飲むことができなくなる。それに対しラインハルトは最後までペースを崩すことなくジュースを食べ続け、3杯を「完食」、カルパッチョがギブアップを宣言したため勝利を収める。 第9試合 - 勝負食:マッシュポテト 〇エミリー・フォスターvsソッド・ワンチャイ×試合そのものは描かれていないため詳細は不明。3kgの完食勝負であった。 最終試合 - 勝負食:ゴーダチーズ○大原満太郎vsシレシ・アレム×一本300gのゴーダチーズのブロックの大食い勝負。制限時間30分。口直しとしてクラッカーが用意されている。 序盤、満太郎は機械のように正確なアレムの動きと、そもそも不慣れである「生のチーズを大食いするという行為」そのものに苦しめられ、チーズの脂っぽさを緩和するクラッカーも、実際には口の水分を大いに奪うために使えないという状況であった。しかし中盤で、満太郎はチーズを鰹節のように薄く削って食べるという方法で脂っぽさを克服、さらに最低限の水とともにクラッカーも活用しながら食べ進める。必死に食い下がる満太郎に焦ったアレムはそのペースを上げすぎ、口内の油分をとるために大量のクラッカーを食べてむせ、水を大量に摂取して自滅。満太郎が削りチーズを食べ続ける中アレムはとにかく残ったチーズを詰め込んでは水で流し込む力技に出たものの、最終的な計量勝負では満太郎が12グラム差で辛勝した。 この他、「キュウリ」(ハサンVSアントニオ、勝者アントニオ)「スイカ」(カルロスVSリー、勝者カルロス)「リンゴ」(アンドレVS美麗、勝者美麗)の試合が行われている。(スイカは1玉早食い勝負だったが、キュウリ及びリンゴが大食い勝負だったのか早食い勝負だったのかは不明。ちなみにアントニオはキュウリ40本、美麗はリンゴ50個を完食している)
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