本選出場資格
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「全米オープン (ゴルフ)」の記事における「本選出場資格」の解説
全米オープンは年齢や男女を問わずあらゆるプロ、もしくはUSGA男子ハンディキャップインデックスが 1.4 未満のあらゆるアマチュアに出場申し込み資格がある。予選免除資格を満たしている者および予備予選を勝ち上がった者が本戦に出場できる。本戦には総勢156名が出場する。 本戦出場者のほぼ半数は予選免除資格者である。現在の予選免除資格は; 過去 10 年間の全米オープン優勝者 前年の全米アマの優勝者及び2位入賞者、前年の全米ミッドアマ、全米ジュニアアマのそれぞれの優勝者 前年の全英アマ優勝者 前年のMark H. McCormack Medal 保持者(マーク・H・マコーマック・メダル、世界のアマチュアゴルファーランキングのトップ) 当該年を含む過去5年間のマスターズ・全米プロ・全英オープン優勝者 過去3年間のザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ優勝者 その年の欧州ツアーBMW PGA選手権優勝者 前年夏季オリンピック(オリンピック実施翌年のみ)における男子個人ゴルフ競技金メダリスト 前年の全米シニアオープン優勝者 前年全米オープンにおける上位10位(タイを含む)までの者 前年シーズン最終のツアーチャンピオンシップ出場者 大会3週間前の時点におけるワールドゴルフランキング (Official World Golf Ranking, OWGR) 上位60位までの者 大会開催週における OWGR 上位60位までの者 USGA特別推薦者 アマチュア選手の予選免除枠は当該選手が本戦スタート前およびプレー中を通してアマチュアであることが条件となるが、全米アマ優勝資格は2020年大会よりプロ転向後も出場が可能になる予定。 2011年以前は OWGR 招待枠は「大会3週間前の時点で上位50名」だったが、2011年から「大会当日において50位以内」での招待枠が追加された。これは明らかに元のカットオフ日から3週間の間にトップ50に入ってくる選手(2010年のジャスティン・ローズとリッキー・ファウラーはこの規定があったら本戦出場できた)を意識したものだ。 2011年までは PGA、欧州、日本、オーストラリア / アジアのツアーにおける賞金獲得上位者、および当該年の全米オープンまでの期間の PGA ツアー試合で2回以上優勝した者も招待されていた。だがこれらは OWGR の招待枠が60位までに拡大されたことを受けて廃止された。また、2012年より当該年の欧州ツアーであるBMW PGA選手権優勝者にも招待枠が設けられた。これはその大会が米国におけるプレーヤーズチャンピオンシップと同格であるとの判断による。 予選免除資格を満たさない選手は2段階の予備予選大会に出場しなければならない。近年ではおよそ9,000人がエントリー申込を行っている。1段階目はローカル予選 (Local Qualifying) と呼ばれ、米国内の100か所以上のゴルフ場で18ホールのストロークを競い、およそ550名が次の段階の予選に進出できる。このローカル予選は規定によりそれまでの実績等によって多くの選手が免除される。次いでセクショナル予選 (Sectional Qualifying) と呼ばれる1日で36ホールの最終予選があり、ローカル予選通過者に加えてローカル予選免除者により争われる。実施コースは米国内数か所と欧州および日本のそれぞれ1か所となっている。本戦に出場できる者の総数は予選免除資格者の数によって毎年異なり、また、セクショナル予選実施コースの難度によっても通過者の数は異なる。この通過者人数は予選エントリー申込終了後にUSGAにより公示される。各コースでの通過者の最終順位が同じ(タイ)選手が複数いる場合には、直ちにホールバイホールでのプレーオフが行われる。 これら予備予選において、最少スコア者およびセクショナル予選では最少スコアのアマチュアには銀のメダルが授与される。また、ローカル予選においてUSGAの定めた当該コースのコースレートに対して8以上多く打った場合、次年から参加申し込みができなくなる。 前述ワールドゴルフランキング60位以内の2回目のカットオフが行われ予選免除者数が確定したのち、棄権者等により空席が発生した場合には予備予選の補欠者が充当される。2012年、出場予定だったポール・ケーシーが大会開始数日前に出場辞退したためセクショナル予選出場者からの補欠繰り上げが行われ、中国出身のアンディ・ジャンが最年少の14歳で本戦出場した。
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本選出場資格
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アマチュアでの出場資格は開催初日時点でアマチュアであること。 セクショナル予選通過者(地区予選に出場するアマチュア選手のハンディキャップは「4.4以下」と定められている。) 過去10年の全米女子オープン優勝者 前年全米アマチュア選手権の優勝者、および2位 ただし全米女子アマ優勝資格は2020年大会よりプロ転向後も出場が可能。 前年の全米シニア女子オープン優勝者 前年マーク・H・マコーマック・メダル受賞者 過去5年のシェブロン選手権・全英女子オープン・全米女子プロ選手権・エビアン選手権優勝者 前年全米女子オープン上位10位(タイ)の者 前年度のLPGAツアー賞金ランキング上位70位までの者 同選手権2ヶ月前と開催週のロレックス女子世界ランキング75位以内の選手
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