有翼人側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 05:10 UTC 版)
「レジェンド オブ ドラグーン」の記事における「有翼人側」の解説
メルブ・フラーマ(声:塩沢兼人) 有翼人 - 無属性 本作のラストボス。強大な魔力を持った、太古の時代における有翼人の最高指導者。穏健派の姉と異なり、他種族を根絶せんと考えていた。ドラゴン戦役終盤、首都カデッサの最終決戦にてジークに倒される。 しかし死の間際に精神を赤眼竜のドラグーンスピリットに憑依させており、18年前の黒き魔物の襲来時にジークがドラグーンに変身しようとした際に復活。ジークの身体を乗っ取り、ディアス聖帝を騙ってロイドを利用していた全ての黒幕である。破壊神を誕生させ、全世界の破壊と自らが支配する新世界の創造を目論む。 最終局面にてジークの身体より分離。シェーナに代わって月の核と融合し、破壊神ヴァラージエンブリオの肉体を得て神となった。しかし神竜王のドラグーンとなったダートと仲間のドラグーン達に死闘の末に敗れ、神竜砲の直撃を受ける。続くダートの渾身の一撃によって満身創痍になりながらもダートとシェーナに攻撃を仕掛けるが、ジークとロゼの決死の攻撃で爆散するも、脱出するダート達の前に原型を留めない異形と化してまで立ち塞がるが、神竜王ドラグーンとなったダートの神竜砲により完全に消滅した。 シャルル・フラーマ 有翼人の指導者「メルブ・フラーマ」の実の姉。ドラゴン戦役時、弟とは別の派閥(穏健派)を持っていた。見た目は若々しく美人なのだが、時を止めて一万年以上生きており、ロゼやジークの事をちゃん付けで呼ぶなど若干オバサンくさい一面がある。それは彼女達の運命に責任を感じて明るく振る舞っている為でもある。現在では春風の都・ウララで暮らしている。パックンフラワーのような魔法植物「シャルルフラワー」を作り出して育てているが、少なくとも有翼人達には「可愛い」と認識されている。 全てを知る為にデス・フロンティアを越えてやってきたダート達を迎え入れ、真実を話して彼らに道を示した。エンディングでは平穏にシャルルフラワーの世話をしながら、変わらず世界を見守っている。 サヴァン 魔都アグリスに住んでいる有翼人。元々は有翼人の復興のために魔法の研究をしていたが、4千年経って世界が自分を必要としていない事を知って絶望。しかし黒き魔物として汚名を被りながらも世界を守る為に戦い続けるロゼに心を打たれ、その助けとすべく封魔球の封印をより確実なものとする防衛システム「ムート」と魔法アイテム「サイケデリックボム」の開発に注力する事となる。自分の作った、「ロク」「ヒューク」「スピノ」「デカル」「パックル」という魔法生物と暮らしており、使役させていた。その魔法生物たちは、それぞれ名前の一部を語尾につけるなど、どれも個性豊かで愛嬌のある者ばかりである。 ムートとそれを守る魔法生物「ラストクラーケン」によってジーク(メルブ)の野望を阻止しようとしていたが、ラストクラーケンが操られた事と、それを倒す為に発動させられたドラグーンの力でムートは暴走。ダート達に道を示し、爆発に巻き込まれて死亡した。その死と共に魔法生物達も生命力を失い、ダート達の道を切り開いて機能を停止した。 ノモス ゼネバトス大裁判所の裁判長を務める魔法生物。自らが正義と信じて疑わず、自分の語る言葉のみが真実であると嘯く。既にジークによって操られている為、会話すらままならないほどに狂っている。ダート達を容疑者と見なし、「セレブ」「ベクタ」「クビラ」の三人の処刑人を呼び出す。処刑人が倒されると機能を停止した。登場は一度だけだが、マグラード砦の石板にその名前が刻まれている。 魔老ファウスト ドラゴン戦役時代、有翼人側の参謀を務めていた老人。メルブ・フラーマをも上回る魔力を持ち、かつては空中要塞フランベルで地上を恐怖に陥れていた。また、自身と同等の力を持つ幻影を作ることも可能。人間側が開発した兵器「スピアシューター」によってフランベルが落とされた後も、野望を果たすべく塔の奥に未だ留まり続けている。その姿を目の当たりにしたロゼは「まだドラゴン戦役は終わっていない」と表した。公式ガイドには「マゾー」という魔法生物を生み出したと記述されているが、本編にはそれらしきものは登場しない。 ファウストの待ち受ける塔の深部に入るにはその幻影を消す必要があるのだが、通常では勝つ事はできない。スターダストを全て集めた時に手に入る「消幻石」があれば幻影を消し、最奥部にて本体と戦う事が可能。物理防御力はゲーム中でも最低クラスだが、ラスボスを遥かに上回る魔力を誇り、魔法関連の対策をしたか否かで戦闘の難易度が大きく変化する。
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