日本での試みとは? わかりやすく解説

日本での試み

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 09:56 UTC 版)

緑の党」の記事における「日本での試み」の解説

1981年日本労働党から三橋派が分裂し緑の党結党。「平和、脱原発人権連帯」を掲げる。 1983年河西善治が西ドイツ当時緑の党モデルとした「東京緑派」(DIE GRUENEN) を結成し参院選東京都選挙区より出馬した河西人智学シュタイナー思想)の研究家であり、西ドイツ緑の党ミヒャエル・エンデなど多く人智学者によってできた経緯から、緑の党思想日本広めることに注力していた。比例区ではMPD・平和と民主運動(後の市民の党)への投票呼び掛けたまた、重松九州男日本世直し党も「日本版緑の党」を名乗っていた。 1986年、元第四インターナショナル活動家太田竜らが「日本みどりの党」を結成太田その後みどりの党離党、「日本みどりの連合結党経て、「みどりといのちのネットワーク」への再統合行った。「みどりといのちのネットワーク」は大石武一推薦受けた同年水の浄化主な政策とする環境党が結成される1989年山本コウタロー北沢杏子門野晴子円より子田嶋陽子らを中心に環境保護フェミニズム掲げる「ちきゅうクラブ」が、また、作家今野敏元三大学教員坂下栄、反原発運動環境保護運動活動家らを中心に原発いらない人びと」が結成された。第四インターナショナル系共産主義労働者党(後の自治・連帯・エコロジーをめざす政治グループ・蒼生)など一部勢力は「原発いらない人びと」を支援したこの年参議院選挙では、3派の統合試みるも、名簿順序めぐって折り合いがつかず、分裂選挙に。結果3派合わせて60票を獲得する議席獲得はならなかった。 1992年参院選では、「みどりといのちのネットワーク」「ちきゅうクラブ」「原発いらない人びと」を統合した環境政党希望」(代表は藤本敏夫)が立候補した1995年農業問題中心とするみどりといのちの市民・農民連合と、平和・市民から路線対立分裂した憲法みどり農の連帯結成される。「希望党員農民連合と連帯分裂その後地方政治においては市民運動出身無所属地方議員連絡組織虹と緑500リスト運動」、新潟県の地域政党緑・にいがた」(旧「市民新党にいがた」)などが結成される1997年荒岱介らの「戦旗共産主義者同盟」が「BUND」と改称共産主義路線放棄し環境保護路線への転換表明する2008年には「アクティオ・ネットワーク」と改称1998年頃より保守リベラル政党であった新党さきがけ環境政党として再出発表明。後に代表となった中村敦夫黒岩秩子と共に院内会派さきがけ環境会議結成2002年、「みどりの会議」に改称三木武夫三木睦子夫妻長女無所属参院議員だった高橋紀世子中村所属2004年解散後は「みどりのテーブル」に活動引き継ぐ2007年みどりのテーブル中心となって参院東京選挙区に「無所属共同候補」として川田龍平擁立し当選するまた、司法書士黒田恒一が環境社会主義党を結成して参院選出馬することを表明したが、直前出馬辞退した2008年川田龍平は、みどりのテーブルから離脱したその後2009年みんなの党入党)。みどりのテーブル虹と緑合流してみどりの未来結成し「みどり」系の地域政党地域政治団体との連携進めながら、地方政治および国政において「みどりの政治」の実現目指すことを表明した2009年5月、元自民党員の長友清冨がNPOと海の恋人」を母体に「海党」を結成同年衆院選熊本県第5区から出馬する落選。のち海党は「日本海党」に改名し、長友は2011年人吉市長選や錦町議会議員選に出馬したが、いずれも落選している。 2012年2月には前述みどりの未来緑の党結成することを発表する一方で思想家中沢新一宮台真司らが「グリーンアクティブ」を立ち上げた。グリーンアクティブの政治部門は「日本独自エコロジー政党」である「緑の日本」を名乗りマエキタミヤコらが所属する2012年7月28日みどりの未来母体とした「緑の党GreensJapan」の結成総会開かれた2013年参議院選挙比例区次期衆議院選挙比例東京ブロック候補者擁立する方針発表した。 また同年7月18日参院会派としてみどりの風結成され12月28日政党化したが、この党は緑風会モデルとしており、本稿緑の党とは関係ない。ただし谷岡郁子代表は緑の党との連携示唆していた。 2013年1月渋谷誠が新たに環境党」を結党同年7月参院選において、緑の党グリーンズジャパンみどりの風候補者擁立したが、両党とも全員落選した。両党では選挙協力について話し合いが行われたが、緑の党吸収合併主張するみどりの風側と、両党の名称を残した上で統一名簿作成主張する緑の党側で対立し交渉決裂した緑の党支援した東京都選挙区山本太郎無所属)は当選した

※この「日本での試み」の解説は、「緑の党」の解説の一部です。
「日本での試み」を含む「緑の党」の記事については、「緑の党」の概要を参照ください。

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