新生 五丈国の軍師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:25 UTC 版)
「銀河戦国群雄伝ライ」の記事における「新生 五丈国の軍師」の解説
大覚屋師真(だいがくやししん) 声 - なし / 矢尾一樹 (民間人→南京楼軍軍師→五丈国丞相兼軍師将軍→五丈国丞相兼大軍師→五丈帝国右丞相→民間人) 南京楼の豪商、大覚屋の子息。史書,経書,兵法,天文,医学に精通した希代の天才。竜我とは君臣の間柄を越えた親友であり、竜我の覇業の最大の立役者でもある。 豪商 大覚屋の長男でありながら家業に興味を示さず、放蕩息子として南京楼で毎夜豪遊をする日々であった。ある日、街を歩いていた紫紋をナンパしようとして、竜我雷と運命的な出会いをする。当初は紫紋と不倫関係になるのが目的で南京楼城に出入りするが、竜我と天下情勢を論ずることの方に快感を見出していく。 六紋海合戦では天文を用いた壮大な戦力で敵方軍師 姜子昌を打ち破る。弟 英真の単独講和行動に頭を悩ませていたが、南天国内での内応の計を英真に阻まれた事で、彼の排除を考えだす。 竜我が皇位についた後も丞相として辣腕を振るうが、丞相府が廃止された事で一公卿に降格する。後に竜我に対し暇乞いをし隠居する。隠居後も竜我との水魚の交わりは続いている。 アニメ版でも基本的な性格は変わらないが、酒よりも射的等の遊戯を好む傾向にある。 林則嘉子明(りんそくかしめい) 声 - なし / 沼田祐介 (民間人→南京楼城下男→南京楼軍副軍師→五丈国軍師中郎将→五丈帝国左丞相→五丈帝国宰相) 五丈国の謀臣の一人。若い頃は風采が上がらず、仕事をさぼって読書しては解雇され続け、無銭飲食に手を染めて投獄された。赦されて釈放されてからも就職できず、行き倒れていたところを蘭々に助けられ、南京楼城内の使用人として雇われる。一ヶ月間、無断で書庫に篭もって読書に没頭していたところを軍師 大覚屋師真により見出され、竜我に帯同するようになる。 当初は師真の陰に隠れがちであったが、金州海会戦では師真不在の本営を見事に統率し、劣勢だった状況を打破する活躍をみせる。竜我王朝成立後は、軍師中郎将として丞相府に在籍し、師真を補佐する。 軍事に関しては厳正で、だらけた指揮を行った部将を演習中に処刑したり、金角と銀角を天下統一後に処刑する計画に賛同することがあった。また、大覚屋英真の謀殺についても、師真の戦略を妨害したことで愛想をつかしたのか、その死を悼んだ様子はなかった。 反面、政治においては強圧的な手法は好まず、智国を強圧的な方法で併呑した時は唯一異議を唱えたりもした。その為竜我からは天下統一後における、二世皇帝の補佐役にふさわしい存在であると認識されている。麗羅からも「秦公旦と林則嘉の誠実さは疑いようがない」と評されている。 アニメ版でも蘭々に助けられて仕官するが、無銭飲食の前科は無く、単なる無職の青年として登場していた。 如晦(じょかい) (民間人→五丈国文官→五丈国中護軍大都督,智領全権) 東河の七賢人の一人。田舎で隠遁生活を送っていたが、五丈を併呑した竜我により三顧の礼を持って幕下に迎えられる。竜我に玄偉の討伐を強く勧める。同時に、簒奪者の謗りを警戒する竜我に「易姓革命」を説き、王位に就くことも勧める。 智王に自害を強要する策を前面に立って進め、以後は智領の全権を統轄すべく、五丈本土を離れる。 華玉(かぎょく) 声 - 阿部道子 / 五十嵐麗 (五丈国第一軍団宿将→流浪人→五丈国長吏参軍→大覚屋師真夫人) 蘭々の姉。李張導師の高弟で、五丈四天王 玄偉の腹心。その知謀と妖術を持って玄偉の暗躍を助ける。竜我が南京楼の太守となったのは、竜我を玄偉の障害と見なした彼女の進言による左遷であった。また、玄偉の情婦でもあり、肉体関係を仄めかす描写もあった。 玄偉滅亡後は、大覚屋師真の説得と推挙により竜我の幕下に加わる。第二次南征のさなか、公叔文遠と西羌・南天の内通を察知し、通報する。このことで公叔から逆恨みされ、西羌軍に捕縛された際に、彼に煽られた秦兄弟の命令で苛酷な仕打ちを受ける。 西羌鎮圧後は、養生のために南天に送られ、扶華を説得すべく自刃した師真の介護をする。同時に、師真の弟・英真を南天から救出する方法を模索するが、他ならぬ英真が戦略を妨害したため、師真の立場を守るべく英真誅殺を竜我へ進言する。 なお、最終話にて師真の子を身篭ったことが判明する。
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