だい‐がく【大学】
読み方:だいがく
1 高等教育の中核をなす教育機関。学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究することなどを目的とする。修業年限は4年を原則とするが、2年ないし3年の短期大学もある。大学は、学部のほかに大学院、研究所・付属病院などを設置することができる。日本では、明治以後設立。明治19年(1886)の帝国大学令、大正7年(1918)の大学令などにより規定され、第二次大戦後は、学校教育法に基づいて設置され、今日に至っている。
2 「大学寮」の略。

だいがく【大学】
読み方:だいがく
中国、戦国時代の思想書。1巻。著者・成立年未詳。もと「礼記(らいき)」の中の一編であったが、宋の司馬光が抜き出して「大学広義」1巻を作り、のち、程顥(ていこう)・程頤(ていい)が定本を、1189年に朱熹(しゅき)が「大学章句」を作って、四書の一とした。治者の倫理・道徳に関する三綱領・八条目を立て、儒教の学問の階梯(かいてい)を説いたもの。
[補説] 三綱領は治者の目標となる明明徳・止至善・新民の三つ。八条目は三綱領を実現するための修養で、格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下の八つ。
だい‐がく【題額】
だいがく 【大学】
だいがく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/11 09:35 UTC 版)
「生根神社 (大阪市西成区)」の記事における「だいがく」の解説
生根神社には、「だいがく」が伝えられている。だいがくは漢字表記では「台楽」または「台額」となり、古来から雨乞い神事に使用された、高さ約20mの柱に約70個の提灯を飾り付けた櫓のことである。 かつては大阪市南部周辺の神社にも「だいがく」があったとされている。しかし、生根神社以外のものは第二次世界大戦の戦災で焼失し、疎開によって難を逃れた生根神社の1基のみとなっていた。この「だいがく」は1972年3月、大阪府の有形文化財に指定され、指定記念として中だいがくと女性だいがくが新造された。現在、7月24日-25日にかけておこなわれる夏祭りの2日間のみの公開となっている。夏祭りには浜村淳が毎年参加しており、2010年には自ら奉納した俳句「いざうたえ だいがく音頭に 夏の月」が刻まれた石碑が建立された。
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