延長計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 14:00 UTC 版)
IND2番街線の長期計画では、北側のハーレム125丁目駅と、南側のロウアー・マンハッタンのフィナンシャル・ディストリクトにあるハノーバー・スクエア駅を結ぶ新しい8.5マイル(約13.7キロメートル)におよぶトンネルを建設する。全線にわたり複線となるが、21丁目から9丁目までの14丁目駅を含む区間は暫定的に4線区間となり、外側の2線は留置線となる。第4段階の完成後は、スパニッシュ・ハーレムやアッパー・イースト・サイドの住民は、2番街経由とブロードウェイ経由の2通りの方法でフィナンシャル・ディストリクトへと行く公共交通手段を有することになり(ただし、ブロードウェイ経由は各駅停車に乗換が必要である)、さらにQ系統に乗ればマンハッタン橋を渡ってブルックリン区へも行くことができる:5B·19。 追加で、63丁目・1番街に存在する準備工事を利用して、2番街線のロウアー・マンハッタン方面線路と63丁目線のクイーンズ方面線路を連絡する複線の連絡線も計画されている。現状の計画では、この連絡線を通る定期列車はないが、その代わりに回送列車の運行に用いられる予定である:7。INDクイーンズ・ブールバード線の容量が増強されるか、クイーンズのバイパス線が建設されれば、フィナンシャル・ディストリクトからクイーンズへの列車をこの連絡線を通じて走らせることができるようになる。クイーンズから63丁目トンネルを経由して運行する列車が設定されれば、63丁目よりも南側のIND2番街線の線路の容量をすべて使うことができるようになる。全線が1時間に30本の列車を運行できるように設計されているが、ハノーバー・スクエア駅の終点のみは1時間に26本の列車処理能力である。63丁目より北側は、Q系統に1時間14本、T系統に1時間に14本を割り当てて、合計1時間に28本を運転する計画である。63丁目より南側では、T系統により1時間に14本のみが計画されているが、将来63丁目トンネル経由で1時間に12本が運転される可能性がある:5B·20。2004年のIND2番街線に関する計画では、125丁目駅より北側に2番街の下を将来ブロンクスへ延伸できるように、また南側でもブルックリンへ延長できるように、短い線路の区間を建設することになっている:11, 12。 IND2番街線の運行に必要な追加の330両の車両を留置するために、本線に沿って21丁目から9丁目まで留置線が建設される。ブルックリンのサンセット・パーク(英語版)にある36丁目-38丁目車両基地も改修されることになる:26。 IND2番街線のキロポストに示される記号は"S"である。2004年の最終環境影響評価に示された配線図によれば、125丁目駅以外はすべて2本の線路と1本の島式ホームを持つことになっている。72丁目駅と125丁目駅は、当初は2本のプラットホームに3線を備えた駅として着想されていた。72丁目駅は最終的に、費用削減のために島式ホームと2線を備える駅に縮小された。72丁目駅が3線になっていれば、ブロードウェイ線からの列車が2番街線本線の列車を妨げずに途中駅で折り返すことができたり、工事用列車や非営業列車の運行に柔軟性を増したりすることができていた:20。2018年7月に、MTAが列車本数を捌くためには2線の終点でも十分であると確定し、また3番目の線路を建設すれば周囲の建物に不必要な影響が及ぶとして、125丁目駅も1面2線の駅へと縮小された:13。
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延長計画
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「沖縄都市モノレール線」の記事における「延長計画」の解説
数年にわたり延長計画の選定の協議会が行われ、2008年3月に首里石嶺町、浦添市前田を経由して、西原入口交差点に接続される総延長4.1 kmの浦添案が選定され、2020年度までの開業を目指して計画が進められることとなった。 2009年度より延伸に向けての調査が開始され、2、3年の調査の結果をもとに国に対してモノレール建設事業の予算要求を行う予定となった。 しかしこの時点で建設費用での問題が一部未解決となっていた。建設費用は396億円と概算されており、駅舎や軌道けた、柱などのインフラ部の整備費用については、原則として県道は県、市道は各市の道路管理者が負担することになっていた。しかし那覇市側は、第1駅(那覇市に設置予定)の駅勢内(半径約800 m)で那覇市民の利用はカバーできるとして、第1駅と第2駅(浦添市に設置予定)間の間にある那覇市道800 mの整備費用は県や浦添市が負担するように求めた。その後の協議会において、市道800 mに関しては那覇市と県が整備を行うことにし、総事業費396億円のうち、県が57億円、那覇市が30億円、浦添市が46億円の費用を分担し、残りの263億円は国庫補助を見込むという試算が出された。但し、費用分担に関して県や市は財政上の問題から出来る限り費用を抑えたいという意向があるため、分担割合の合意には流動的な部分が残されている。
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延長計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/31 09:10 UTC 版)
「ベルリン地下鉄1号線」の記事における「延長計画」の解説
1号線の東部から、フランクフルター・トーア駅(ドイツ語版)(U5)まで延長する計画があるものの、その実現は未確定である。 2014年には、南方向へSバーンなどの線路に沿って高架線を建設し、オストクロイツ駅(ドイツ語版)まで延長する別案も公表されている。 1号線の西部では、アデナウアープラッツ駅(ドイツ語版)(U7)へ、さらにテオドーア・ホイス・プラッツ駅(ドイツ語版)(U2)まで延長することが計画されている。
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延長計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 03:24 UTC 版)
「ベナン・ニジェール鉄道輸送共同体」の記事における「延長計画」の解説
東線をポペからオニポロ(英語版) まで延伸し、同地にあるセメント工場(年間50万トン生産)と接続する予定であったが、資金難のため実現していない。セメントの50%は隣国のナイジェリアへ輸出するため、ベルギーはオニポロの工場からナイジェリア南西部のラゴスに至る鉄道の建設に出資している。また、AFRICA RAIL 鉄道プロジェクトにてベナン、ブルキナファソ、ナイジェリア、トーゴ、チャド間の総延長1070kmを鉄道で接続する計画があり、費用は約6兆円と見込まれている。
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