延長計画案の二次選定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:08 UTC 版)
「沖縄都市モノレール線」の記事における「延長計画案の二次選定」の解説
さらに「沿線需要の効果的取組みと那覇都市圏の交通円滑化に寄与する交通結節機能を満たす終点駅であること」および「まちづくりへの支援のためのモノレール延長のルートに成り得ること」からA-1案からA-4案までの4案に絞り込まれ、これに「延長ルート案の実現性」を考慮してA-1案、A-3案、A-4案が1次評価を通過したが、これら各案には以下の必須課題が挙げられた。 A-1案の課題新設道路を約1.2kmに亘って建設する必要あり。この都市計画は未決である。 A-3案の課題概成済都市計画道路である県道宜野湾南風原線を約0.6kmに亘って再拡幅する必要がある。 整備中都市計画道路である石嶺福祉センター線を約1.3kmに亘って拡幅する必要がある。ただし地区計画でセットバックがある。 A-4案の課題沖縄県道38号浦添西原線(都市計画道路)を約0.8kmに亘って拡幅の必要あり。ただし既に拡幅が計画されている。 A-3案には2つの重大課題が見込まれたため、A-3案と当初案を抱き合わせたA-3改良案(A-3'案)が提案され、2007年8月29日時点での延長計画案の最終候補は当初案・福祉センタールート案・福祉センタールート改良案・浦添ルート案の4つとなった。 A-1案 : 当初ルート案 A-3案 : 福祉センター案 A-4案 : 浦添ルート案 A-3'案 : 福祉センター改良案(2007年8月29日提案)首里石嶺地区・沖縄県総合福祉センター前・石嶺地区東側(沖縄国際センター南方)・西原入口交差点にそれぞれ新駅を設置するもので、いわば、当初案と福祉センタールート案との折衷案となる。 「利便性(需要量)」、「まちの発展性」、「交通結節利便性」、「早期実現性」、「経営採算性・資金調達」の五つの評価項目で総合評価した結果、二次選定ではA-3'案とA-4案が選定された。
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