延長運転と准高速化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:13 UTC 版)
1993年1月、仏山~九龍直通列車の運行が開始された。当時の列車番号は九龍行きが191/194、仏山行きが192/193であった。更に1995年3月28日には仏山直通列車は肇慶まで延伸され、列車番号も九龍行きが101/104、肇慶行きが102/103に変更された。 1994年、広深線准高速化改良工事が終了し、1995年3月27日に160km/h対応の25Z系客車(中国語版)が導入された。准高速化によって、九龍~広州間所要時間は1時間45分に短縮されたが、定員が624人に減少したため、広九直通列車の切符の入手が困難となった。また、この改正の際に1日4往復の速達タイプ列車の列車番号には准高速列車を示す「“Z(准)”」の字がつけられた。同年10月8日には、東莞市内の常平駅(常平駅は1997年12月23日、東莞駅に改称されたが、2013年6月20日に常平駅に戻された)停車が開始された。これ以降広九直通列車の常平駅停車列車は増加し、(2015年10月)現在、広九直通列車の大部分は常平駅に停車する。 1996年、広九直通列車の広州での終点が天河区の広州東駅に変更された。1997年の香港返還時、広九直通列車は毎日6往復運行され、年間に輸送した旅客人数は7148万人であった。
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