延長構想の頓挫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 18:33 UTC 版)
1996年に蛸島駅より東の鉢ヶ崎海岸で第16回全国豊かな海づくり大会が開催されるにあたり、そのアクセス路線として当路線の延長が1993年から検討された。1994年には県議会で、同年度中の免許取得や施工認可を得て1995年度から土地買収や工事の着手に当たりたいという県企画開発部長の答弁もなされている。しかし予定ルートに道路との交差があり、そこを立体化しないと運輸省の認可が下りないことが判明する。さらに阪神・淡路大震災を受けて運輸省が鉄道施設等の耐震基準を見直したことも加わり、この二つの理由で工費が当初の予定よりも大幅に増加することから、構想は取りやめになった。
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