延長期に起きた出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:19 UTC 版)
「延長 (元号)」の記事における「延長期に起きた出来事」の解説
2年 1月:藤原忠平、正二位、次いで長兄・故本院左大臣藤原時平の延喜9年(909年)の早世以来空席となっていた左大臣に昇進。醍醐天皇の伯父だった藤原定方も右大臣に昇進。 4月:故菅原道真を本官右大臣に復し、正二位を追贈する。 3年 6月19日:藤原時平外孫で、皇太孫の慶頼王が僅か数え年5歳で薨去。菅原道真の怨霊によるものと噂された。代わりに叔父で、父の保明親王の同母弟(母は藤原時平・忠平の妹の藤原穏子。)の寛明親王(朱雀天皇)が立太子。 12月:諸国に風土記を勘申させる。 5年 12月26日:藤原忠平らにより、延喜式が完成。 8年 6月26日:清涼殿において落雷が起こり、正三位権大納言で、菅原道真の排斥にも関わっていた藤原清貫等が死去(清涼殿落雷事件)。直後、醍醐天皇も発病。 9月22日:醍醐天皇が寛明親王に譲位。伯父の藤原忠平が摂政となり、父藤原基経以来39年ぶりに摂関が置かれる。 9月29日:醍醐上皇崩御。
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