延長戦「特別版」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 18:55 UTC 版)
「ロス:タイム:ライフ」の記事における「延長戦「特別版」」の解説
昨日のミスの言い訳のためにする練習などない。明日の試合のためにする練習なのだ - 元ブラジル代表 ジャニーニョ(前編) あなたが出したパスなら私はどこまででも追いかける - ジョージ・ベスト(後編) ロスタイム:24時間(前編・黒崎幸三)、4時間27分(後編・尾元カズ子) ストーリー 官僚との黒い関係で世間をにぎわせていた道波商事の社長・黒崎幸三は、病室で最後の時を迎え24時間のロスタイムが与えられる。幸三の娘・彩香は入院生活で衰弱し自分で体を動かせない幸三に頼まれ尾元を捜索することに。だが彩香以外にも「日本の将来を揺るがす存在」として尾元を捜索する者がいた。ショーパブで住み込みの仕事をしていた尾元は彩香から自身の退職の裏にある思惑を告げられる。そして尾元の前に10年前に離婚した元妻・カズ子が現れるが、彼女もまたロスタイムの最中だった。 登場人物 尾元勇蔵 - 温水洋一 ショーパブで住み込みの仕事をしている。清美の死に気づかぬままカップ酒を飲んでいた第8節での行動を不審に思われ、再び革ジャンとジンさんの取調べを受けていた。なお、時系列上「延長戦」は「第9節」の前に当たる。 黒崎彩香 - 栗山千明 幸三の娘で教師を務めている。結婚を考えている彼がいるが、父の贈収賄疑惑が原因で、先方の両親に反対されている。父からの頼みで尾元を探すことになる。 古橋典孝 - 梶原善 夕刊ZONEのジャーナリスト。日本を揺るがすスクープを狙い、その鍵となる尾元を探している。 佐々木真理子 - 酒井若菜 ショーパブ店員。尾元同様に公園での生活を経験しており、尾元を「師匠」と呼んで慕う。朗らかな性格で天然。 黒崎幸三 - 田村亮 道波商事社長。贈収賄疑惑の渦中にあるが、病床に伏せたまま、多臓器不全によりロスタイムを迎える。自分で体を動かせないため、彩香に尾元を探すよう頼む。いちご大福が好物。 尾元カズ子 - 岸本加世子 国会議員で尾元の元妻(ただし、離婚届を提出していないため法律上は現在も妻)。黒崎の絡んだ贈収賄疑惑を国会で追及していた。しかし10年ぶりに尾元と再会した時はロスタイム中だった。尾元の作る手打ちそばが大好物。死因は頭部強打による打撲。 看護部長:大島蓉子 国立天王杯総合病院の看護部長。 石田修吾 - 小浜正寛 カズ子の秘書で、尾元の行方を追っている。
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