延長・引き分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 21:00 UTC 版)
「クライマックスシリーズ」の記事における「延長・引き分け」の解説
延長戦のイニング制限はセ・パともにレギュラーシーズンと同じ12回と定められており、12回を終えても同点の場合は引き分け試合となるが、引き分けが生じても再試合は行わない。引き分けを含め、ステージ勝者が確定した場合には残りの試合を開催しない。 また、セ・リーグでは2013年より、パ・リーグでは2015年より、勝つか引き分けで上位チームのステージ勝利が確定する試合では、12回表終了または12回裏途中で同点となった時点で試合を打ち切り、コールドゲームとする事に改正された。該当事例は2014年のセ・リーグのファーストステージで初めて発生した。2021年のパ・リーグのファイナルステージでは最終回裏の攻撃中に追いついての引き分けコールドが初めて適用された。なおこの改正前の2011年にパ・リーグで該当する事例があり、この時は通常通り12回裏を実施している(結果は1位チームのサヨナラ勝ち)。 レギュラーシーズンの引き分けに関して通常のシーズンと異なる制度だった以下の4シーズンはそれぞれのシーズンで対応が異なっている。 2011年・2012年のレギュラーシーズンで採用していた特別ルール(延長戦に関しては、試合開始から3時間30分経過後は新しいイニングに入らない)はクライマックスシリーズでは適用せず。時間制限なしで最大12回まで行った。 2020年は、10回終了時点で同点だった場合引き分けとしていたレギュラーシーズン同様、パ・リーグのみの開催となったクライマックスシリーズも10回終了をもって引き分けとするルールとなった(ただし該当する事例は発生しなかった)。 2021年も、レギュラーシーズンの方式に準じ、延長戦は行わず、9回を終了した時点で同点の場合は引き分けとする。
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