タイブレーク導入で60年ぶりに延長無制限に戻る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 00:05 UTC 版)
「延長引き分け再試合規定」の記事における「タイブレーク導入で60年ぶりに延長無制限に戻る」の解説
2018年春季の第90回記念選抜高等学校野球大会および夏季の第100回全国高等学校野球選手権記念大会(予選となる地方大会も含む)から延長戦におけるタイブレーク方式が導入され、延長13回から試合が決着するまで行われるようになった。このため延長回数制限を廃止し、60年ぶりに延長回数無制限に戻した(決勝戦を除く)。導入当初は両大会共に決勝戦ではタイブレーク方式を採用せず延長15回で引き分けた場合は再試合とするが、再試合では準決勝までと同じ形でタイブレーク方式を採用としていたが、2021年からは決勝戦を含めてタイブレークが適用されることになった。 甲子園大会では第100回全国高等学校野球選手権記念大会第2日目において、1回戦の旭川大学高等学校対佐久長聖高等学校戦で、春夏通して史上初めて適用された。延長回数の制限は無制限となるものの、導入当初は決勝戦に限ってはタイブレーク方式を採用せず引き続き延長15回までとなっていた(ただし、前述の通り再試合ではタイブレーク方式を採用)ことから、『延長引き分け再試合規定』自体は廃止とされていなかった。2021年より第93回選抜高等学校野球大会と第103回全国高等学校野球選手権大会の本大会および都道府県予選大会に於ける決勝戦でもタイブレーク方式が導入された。 なお、例外として国民体育大会と、および春季高校野球大会の一部の試合では「9回打ち切りで引き分けとし、その後抽選(クジ引き)制度を適用して勝敗を決定」とされている。
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