金名鉄道延長計画線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 17:32 UTC 版)
「北陸鉄道金名線」の記事における「金名鉄道延長計画線」の解説
白山下 - 白鳥間の延長線敷設免許を申請するにあたり、金名鉄道は予測平面図を用意していた。それによるとその総延長は50マイル28チェーン(約81km)で、約33‰の急勾配が連続する山岳路線を想定していた。そのルートと計画は、まず、白山下駅から手取川を渡って尾添川の谷に入って進み、瀬戸駅、尾添駅、中宮温泉の至近の蛇谷沿いの中宮駅、蛇谷と枝谷との合流点辺りの白山登山口駅を経て、妙法山の下を「妙宝山隧道」で抜けて岐阜県に入り、庄川支流の荒谷から庄川沿いに出て南下、白川村内に保木脇駅、平瀬駅、萩町駅を、続いて荘川村(現・高山市)内に中野駅、牧戸駅、猿丸駅を設置。そこからは一色川沿いに南下して鷲ヶ岳と見当山の中間辺りの山をトンネルで抜けて高鷲村(現・郡上市)に入り、鷲見川沿いに下って高鷲村内に鷲見駅、大鷲駅、続いて長良川沿いに下り、北濃村(後の白鳥町→郡上市)内に歩岐島駅、二日町駅の各駅を設置、そして上保村(後の白鳥町→郡上市)に入って白鳥駅に至っていた。
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