36丁目-38丁目車両基地
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「ニューヨーク市地下鉄の車両基地一覧」の記事における「36丁目-38丁目車両基地」の解説
36丁目-38丁目車両基地 (36ちょうめ-38ちょうめしゃりょうきち、英語: 36th–38th Street Yard) あるいは38丁目車両基地 (38ちょうめしゃりょうきち、英語: 38th Street Yard) は、ブルックリン区サンセット・パークの5番街と7番街の間に位置し、BMTウェスト・エンド線9番街駅の北にある基地である。この基地は通常、旅客営業に就く車両の整備・留置は行っておらず、主に整備・留置されているのは保線用のディーゼル機関車やその他の車両である。基地の南端にはBMTウェスト・エンド線の運転指令所がある。基地内の転轍機は全て手動で切り替えている。転轍機が手動なのは他にイースト・ニューヨーク車両基地とフレッシュ・ポンド車両基地の2箇所がある。 当基地は受け入れ可能車両数よりも受け入れる必要性のある車両の方が多くなっており、ラッシュ時以外にBMTウェスト・エンド線が9番街駅の北で接続しているBMT4番街線36丁目駅以南の急行線で受け入れ切れない分の車両を留置している。このためメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティは基地を拡大し、老朽化した施設も建て直す計画を立てている。また、将来敷設されるIND2番街線の車両も受け入れられるようにする予定である。計画が実行されると、留置線が最大12線増え、一部の車両が別の基地に配置転換されることになる。なお、この計画は1980年代後半から存在していた。 この基地の南側は、BMTの前身であるBRTの車両基地として建設された。また、ジャッキー・グリーソンバス車庫はかつて鉄道の検車庫であった場所である。 北緯40度38分52秒 西経73度59分48秒 / 北緯40.64778度 西経73.99667度 / 40.64778; -73.99667 (36th-38th Street Yard)
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