幹部以外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:31 UTC 版)
「メタルギア ライジング リベンジェンス」の記事における「幹部以外」の解説
サムエル・ホドリゲス 声 - 平田広明 別名、ミヌアーノまたはジェットストリーム・サム。フリーランスの傭兵。デスペラード社の幹部陣からは「サム」と呼ばれる。 ブラジルの剣術道場を営む家の生まれ。弟子の1人にマフィア絡みの事情で父親を殺されており、その報復を行う際、SOPもサイボーグ技術も普及していない2000年代初頭に重火器を装備したマフィア集団を生身のまま刀一本で殲滅した伝説を持つ。自分で仇を討ってからは正義を掲げ中央・南アメリカの裏社会で戦っていた。右腕をアームストロングとの戦いで失っており、右腕から右胸あたりまでを人工筋肉に改造している。全身サイボーグ化が当然のPMCコントラクターでは珍しく、ほとんど生身。リベリアに金髪の人種はいないが、雷電を「金髪」と英語版で呼んでいる。赤い刀身を持つ高周波ブレード「ムラサマ」が武器。この「ムラサマ」は元々切れ味の良い名刀を素体に高周波ブレード化しているため、雷電の持つ一般的な刀を高周波ブレード化した物より威力が高い。 追加シナリオ『Jet stream』では、主人公として登場。腕試しと称してワールド・マーシャル社に単身乗り込む。この時点では右腕は失っておらず、完全に生身の人間である。 スティーヴン・アームストロング 声 - 石塚運昇 コロラド州上院議員であり、2020年の大統領候補の一人。PMCの業界最大手のワールド・マーシャル社と癒着しており、マーシャル社の本社があるデンバーを実質的に統治している。夢の実現のためにデスペラード社と結託している。日本とその文化を毛嫌いしている様子で桜の木や日本庭園を見て不機嫌な表情を見せている。 アメリカンフットボールの大学レギュラー時代に身に着いた肉体と海軍従軍経験の他、肉体硬化・治癒・怪力・パイロキネシス・機器からのエネルギー吸収能力(複数発動可)を最新のナノマシン技術から得ており、雷電達とは別系統のサイボーグと言える。敵には容赦しないが、自分の理想に理解を示す者にはそれまで敵対していた相手であろうと寛大な態度をとる。 パキスタンのシャバッザバード基地にて、大統領暗殺を食い止めに来た雷電を待ち構え、メタルギア・エクセルサスを駆って彼と激突。テロを機にアメリカ国民の意識を対テロ戦争へ向け、それを自身の資金稼ぎと大統領当選に利用するのが結託の目的と語った。エクセルサスを大破させられると「俺が直接ぶちのめしてやる」と宣言し、大破したエクセルサスから電力を吸収し、より強靭な肉体となって人間など比較にもならない重量の雷電を軽々と投げる、蹴る、吹き飛ばすなどして肉弾戦でぶつかり合いを開始。 前述の「支持率と資金が目的」という言葉を雷電に「何の信念も無いクソにたかるウジ虫野郎」と酷評されるが、それは協力者を募るための建前であり彼自身は「アメリカを個人の信念のみが国民の行動原理である弱肉強食の国に作り変える」「気に喰わない輩は直接暴力で黙らせても問題にならない社会の実現」という野望を抱いていることを、雷電をボコボコに叩き伏せながらマーティン・ルーサー・キングが如く演説してみせた。 雷電もその思想には一定の理解を示したが「その理想が実現すればかつての自分自身のような弱者が虐げられる社会になってしまう」という一点において相いれず、両者は互いに気に喰わない奴をぶちのめすために最後の戦いを始めることとなる。 追加シナリオ『Jet stream』でも最終ボスとして戦うこととなるが、本編より多少強化されている。
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