コント山口君と竹田君とは? わかりやすく解説

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コント山口君と竹田君

(山口弘和 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 04:41 UTC 版)

コント山口君と竹田君
メンバー 山口弘和
竹田高利
別名 山竹(やまたけ)
山口君と竹田君
結成年 1982年 -
事務所 トムプロダクション
漫才協会
落語芸術協会
活動時期 1983年 -
出会い 新宿ストリップ劇場
現在の活動状況 劇場寄席中心
芸種 漫才コント
ネタ作成者 三谷幸喜
公式サイト 公式サイト
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コント山口君と竹田君(コントやまぐちくんとたけだくん)は、日本お笑いコンビ。出囃子は『山口さんちのツトム君』。

三木プロダクション、山口弘和が代表を務めていたプライムワンを経て、有限会社トムプロダクションに所属している。

プロフィール

山口 弘和(やまぐち ひろかず、山口君)

やまぐち ひろかず
山口 弘和
本名 山口 弘和(やまぐち ひろかず)
別名義 山口君
山口 ひろかず(旧芸名)
生年月日 (1956-11-23) 1956年11月23日(68歳)
出生地 日本 埼玉県
職業 お笑い芸人
ジャンル お笑いテレビドラマ
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1956年11月23日生まれ、埼玉県出身。立正大学中退[1]

  • 本名同じ。事務所の公式サイトでは、コンビとしての芸名は「山口君」、個人の芸名は「山口ひろかず」を経て「山口弘和」としている。
  • 趣味はサッカー、特技は卓球[2]
  • 1976年ポール牧付き人となる[1]
  • 1980年に幼馴染みと組んだMr.ポテトというコンビでデビューしたが、翌年に解散[1]
  • 芸能プロダクション「プライムワン」を設立し、代表を務めていた。
  • 三木プロダクションの運営するタレント声優養成所の校長を務める。
  • 2019年5月より漫才協会常務理事。

竹田 高利(たけだ たかとし、竹田君)

たけだ たかとし
竹田 高利
本名 竹田 高利(たけだ たかとし)
別名義 竹田君
生年月日 (1957-01-22) 1957年1月22日(68歳)
出生地 日本 東京都
職業 お笑い芸人
ジャンル お笑いテレビドラマ
主な作品
炎立つ』第一部
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1957年1月22日生まれ、東京都出身。

  • 本名同じ[3]。事務所の公式サイトでは、コンビとしての芸名は「竹田君」、個人の芸名は本名としている。
  • 高校卒業後、秋葉原の電器店に勤務[3]
  • 趣味はウォーキング・低い山登り、特技は汗[2]
  • 妻の美起子とともに旅番組のレポーターなどで活動。
  • 相方の山口と比べ単独でのテレビドラマ出演が多く、1993年にはNHK大河ドラマ炎立つ』にレギュラー出演した。その際、「タカトシ号」という馬に乗って撮影に臨んだ。

来歴・人物

もともとは新宿ストリップ劇場で、集団によるコントを演じていた。他のメンバーがどんどん辞めていき、最後に残ったのが山口と竹田だけだった[4]

1982年にコンビを結成し、翌年の1983年にデビュー。1984年、『お笑いスター誕生!!第3回オープントーナメントサバイバルシリーズ』(日本テレビ)に初出場。2回戦、準決勝と100点満点を達成。100点満点は史上初で、以後も松竹梅しか達成していない。そのままの勢いで優勝、見事100万円を獲得した。

以後は数々のテレビ番組に出演するようになり、人気も急上昇。1985年には「打倒・笑っていいとも!」として企画され、裏番組で放送された冠番組コント山口君と竹田君のおじゃまします』(TBSテレビ)が立ち上がったが、視聴率が振るわず、わずか1ヶ月半で打ち切られた。その後は演芸番組やドラマにも出演、ピンでの活動も増えた。

くりぃむしちゅーは元付き人で弟子[5]。また、彼らの旧コンビ名である「海砂利水魚」の名付け親でもある[6]

1986年頃、三谷幸喜が座付作家を務めていたことがある[7]

2013年漫才協会に入会し[8]、さらに2022年4月には落語芸術協会に入会した[9]。漫才協会では正式には「真打ち」(公演の主任を務める資格がある身分)にはなっていないものの、公演の主任を務めるほか、同協会の幹部にも就任している。また、落語芸術協会にも加入したことで、同協会の寄席での定席興行へ出演できるようになった。

芸風

最初に竹田が登場し「竹田高利、○歳、くらい!(年齢はコントの内容によって変わる)」と宣言し笑いをとると、山口がのっそりと現れて本編に入る。この際、自分が登場したときに拍手がないと、竹田に「お前だけ拍手がもらえていいな」と観客に間接的に拍手を要求する。

一本気な竹田が、山口にのらりくらりと振り回されるコントが多い(逆に竹田が山口を振り回すコントもある)。徐々に汗だくになっていく竹田を山口があげつらってひと笑い取ることもある。最後に竹田がブチ切れ、山口があっさりと「終わりです」と言って幕を閉じるパターンが多い。

出演

テレビドラマ

映画

レギュラー番組

CM

受賞歴

脚注

  1. ^ a b c 河北新報 1985年2月20日朝刊 18面「登場」コーナー
  2. ^ a b c d コント山口君と竹田君”. 一般社団法人 漫才協会. 2019年8月27日閲覧。
  3. ^ a b 河北新報 1985年2月14日朝刊 20面「登場」コーナー
  4. ^ 芸人としてやりたいことをやって何十年も来て、今こうして楽しく仕事させていただいてる。(インタビュー)”. 公益社団法人 横浜中法人会 (2017年12月). 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 各界「伝説の師弟」(2)師匠・コント山口君と竹田君→弟子・くりぃむしちゅー”. アサ芸プラス (2013年6月12日). 2025年1月17日閲覧。
  6. ^ 〈改名直後のTV出演〉くりぃむ上田が「後悔した」「本当に参った」と振り返る“一番しんどかった仕事”とは 『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』より #2”. 文春オンライン (2022年4月28日). 2025年1月17日閲覧。
  7. ^ 三谷幸喜『仕事、三谷幸喜の』角川文庫、2001年、39頁。ISBN 978-4043529025 
  8. ^ コント山口君と竹田君が漫才協会入会、11月より東洋館出演”. お笑いナタリー (2013年10月25日). 2019年8月27日閲覧。
  9. ^ 【お知らせ】協会新役員体制・新協会員 - 落語芸術協会 2022年4月5日
  10. ^ 三谷幸喜『仕事、三谷幸喜の』角川文庫、2001年、46頁。 ISBN 978-4043529025 

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