尼崎線
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阪神尼崎駅から駅前の県道尼崎池田線(通称・産業道路、尼崎市内では玉江橋線)を北上し、伊丹市を経て川西市の中心部に至る幹線。 中心となる56系統は、日中は20分間隔の運行。以前は阪急塚口発着の57系統も、56系統と同じダイヤパターンで運行されており、両系統が重なる区間(阪神尼崎 - ピッコロシアター、塚口本町 - 伊丹営業所前間)では10分間隔となっていたが、2020年12月17日ダイヤ改正において土休日は57系統が40分毎に減便されて間隔は揃わなくなっている。 56系統:阪神尼崎 - 尾浜 - ピッコロシアター - つかしん前 - 伊丹営業所前 - 伊丹中央 - 北村 - 機工前 - 久代口 - 阪急川西能勢口駅 56系統:阪神尼崎 - 尾浜 - ピッコロシアター - つかしん前 - 伊丹営業所前 - 伊丹中央 56系統:阪神尼崎 - 尾浜 - ピッコロシアター - つかしん前 - 伊丹営業所前 56系統:伊丹営業所前 - 伊丹中央 - 北村 - 機工前 - 久代口 - 阪急川西能勢口駅 基本は阪神尼崎 - 阪急川西能勢口駅間の系統であるが、車両の出入庫を兼ねて、阪神尼崎・阪急川西能勢口 - 伊丹営業所前発着の区間便(下記57系統とは異なり阪神尼崎発着は阪急塚口を経由しない)や、早朝・夜などに伊丹中央 - 阪神尼崎間の区間便も運行される。 57系統:阪神尼崎 - 尾浜 - ピッコロシアター - 阪急塚口 - つかしん前 - 伊丹営業所前 57系統:阪神尼崎 - 尾浜 - ピッコロシアター - 阪急塚口 本来の57系統は阪急塚口発着の区間便の方で、伊丹営業所前発着便は旧55系統を統合したものである(#尼崎線(過去の系統)も参照)。 沿革など かつての56系統は、阪神尼崎から川西能勢口(現・小花一丁目)を経て池田との間を結んでおり、運行本数もピーク時の1970年代で現在の倍以上あった。しかし、並行するJR宝塚線の輸送改善や道路渋滞による影響で客離れが進み、川西 - 池田間では国道176号の渋滞による遅延も多く発生していたこともあり、数次にわたり減便を強いられる。 1991年2月20日に川西能勢口駅の南側に川西バスターミナルが開設され、川西での折り返しが容易になると、同日の改正から昼間以外は尼崎 - 川西間の運行となり、その後1997年10月16日の改正により桃源台線と同時に池田への乗り入れは廃止された。 それ以後も、産業道路では阪急神戸線やJR宝塚線および国道176号との交差点や、片側1車線の区間を中心に渋滞が発生しやすいポイントが多かったが、鉄道2路線との立体交差化や、2005年の全区間片側2車線以上への拡張完了により、遅延は減少している。 「阪神尼崎」停留所は元は「阪神」がつかず、ただ単に「尼崎」と称していたが、2009年11月1日の改正で、阪神バスと同じ「阪神尼崎」となったほか、利便性の向上の目的として、他の停留所でも並行して運行している他社局と名称を揃える措置が執られた。 2018年10月1日より川西バスターミナルを「阪急川西能勢口」に改称し、さらに2021年10月16日からは「阪急川西能勢口駅」に再改称されている(下記の記事についても「川西バスターミナル」とあるものは当時の表記)。
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尼崎線(過去の系統)
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「阪急バス伊丹営業所」の記事における「尼崎線(過去の系統)」の解説
56系統:尼崎 - 尾浜 - つかしん前 - 稲野 - 伊丹営業所前 - 伊丹本町 - 北村 - 久代口 - 川西バスターミナル - 池田 58系統 (旧):尼崎→尾浜→つかしん前→稲野→伊丹営業所前→伊丹本町→北村→久代口→早苗の森→池田 55系統:阪神尼崎 - 尾浜 - 阪急塚口 - つかしん前 - 伊丹営業所前(57系統に統合) 58系統 (新):JR尼崎 (北) - 尾浜 - 阪急塚口(阪神バス尼崎市内線と共同運行) 59系統:阪急伊丹 - 伊丹本町 - JR伊丹 - 北村 - 久代口 - 川西バスターミナル - JR川西池田 - 池田 阪急塚口とJR尼崎を結ぶ58系統(新)は2010年8月1日のダイヤ改正で新設され、尼崎市交通局→阪神バス尼崎市内線との共同運行を行なっていた。阪神バス尼崎市内線とは系統番号を揃えて便数を折半し、平日は28往復、土休日20往復を設定、昼間は30分間隔(各社局1本ずつ)であった。2017年11月1日のダイヤ変更にて阪急バス便は平日朝夕の各2往復(1日4往復)のみに削減、土休日は運行取りやめとなり、2019年4月27日のダイヤ改正で阪急バス便は平日朝1往復のみとなった(阪神バス便は変更なし)。また、2019年7月26日の阪神バスのダイヤ改正で同社便は潮江1丁目停留所新設に伴う経路変更を行ったが、当社側の58系統は当該停留所を無停車扱いとしたためダイヤ改正と経路変更は実施しなかった。そして2020年12月17日に残った1往復も減便という形で廃止となり、阪神バスのみの運行となった。 58系統(新)では後ろ乗り・運賃後払い方式の阪急バスに対し、阪神バス尼崎市内線は前乗り・運賃先払い方式のため、阪急塚口 - 尾浜間の停留所には新たに尼崎市交通局の標柱(移譲後は阪神バスがそのまま使用)が設置されたほか、乗車方式等の違いを喚起する看板も置かれていた。 55系統は、57系統の一部便の回送区間(阪急塚口 - 伊丹営業所前間)を延伸・営業路線化したもの。この系統でピッコロシアター以南 - 塚口本町以北を通しで乗車すると、同区間を直進する56系統より乗車時間がかかってしまうため、阪急塚口を通過する直前まで、LEDの行先表示は経由地である「阪急塚口」が大きく表示されていた。方向幕車の場合は、阪急塚口 - 伊丹営業所前間で青地の幕を掲出して運行する。なお、2020年12月17日のダイヤ改正で57系統に系統番号が統合された。
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