太宰 春台とは? わかりやすく解説

だざい‐しゅんだい【太宰春台】

読み方:だざいしゅんだい

1680〜1747]江戸中期儒学者信濃の人。名は純。字(あざな)は徳夫。別号、紫芝園荻生徂徠(おぎゅうそらい)に学び経世学の分野徂徠学発展させた。著「聖学問答」「経済録」など。


だざいしゅんだい 【太宰春台】

江戸中期儒学者。名は純、別号芝園信濃飯田藩の子江戸で中野謙に朱子学を学ぶ。のち荻生徂徠門下天文・律暦・算数・字学・音韻医学などに通じ諸藩主にも教えた。著『経済録』他。(一六八〇~一七四七)

太宰春台

読み方だざい しゅんだい

江戸中期儒者信濃飯田生。名は純、字は徳夫、別号に紫芝園。はじめ但馬出石藩仕えたのち、荻生徂徠入門経学経世論にすぐれ、弟子松崎観梅湯浅常山らがいる。著に『論語古訓』『聖学問答』等。琴曲にも長じた延享4年(1747)歿、68才。

太宰 春台 (だざい しゅんだい)

1680〜1747 (延宝8年延享4年)
儒学者】 師・荻生徂徠経学発展させ、独自の説を発展させた。
古文辞学派の儒学者江戸で荻生徂徠出会い徂徠師事した経学経世論秀で徂徠の説をもとに自説発展させた。著書に『経済録』などがある。はっきりした性格人情家のため、慕う門弟多かった

 年(和暦)
1681年 (天和元年) 護国寺建立 1才
1682年 (天和2年) 江戸大火八百屋お七火事 2才
1687年 (貞享4年) 生類憐みの令 7才
1698年 (元禄11年) 江戸大火勅額火事 18
1702年 (元禄15年) 赤穂浪士討ち入り 22才
1703年 (元禄16年) 江戸開府100年 23
1705年 (宝永2年) 御蔭参り流行 25
1707年 (宝永4年) 富士山噴火 27
1718年 (享保3年) 御蔭参り流行 38
1719年 (享保4年) 相対済し令 39
1720年 (享保5年) 江戸大火 40
1720年 (享保5年) 江戸町火消しいろは組設置 40
1722年 (享保7年) 小石川病所設置 42
1732年 (享保17年) 西日本蝗害 52
1742年 (寛保2年) 公事方御定書制定 62
1744年 (延享元年) 神田天文台設置 64


大岡 忠相 1677年1751年 (延宝5年宝暦元年) +3
絵島 1681年1741年 (天和元年寛保元年) -1
徳川 吉宗 1684年1751年 (貞享元年宝暦元年) -4

太宰春台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 10:16 UTC 版)

太宰 春台(だざい しゅんだい、旧字体太宰 春臺延宝8年9月14日1680年11月5日) - 延享4年5月30日1747年7月7日))は、江戸時代中期の儒学者経世家。「春台」はで、は純、は徳夫、通称は弥右衛門。また、紫芝園とも号した。


  1. ^ 他の説では、春台が次第に朱子学に疑問を抱くようになり、母親の死を機会に出石藩を辞し、学問に専心しようとしたが、藩主は一方的な辞任と受け取り、21歳の彼に10年の禁固を命じた、とある
  2. ^ a b c d 岡田俊裕著 『 日本地理学人物事典 [ 近世編 ]』 原書房 2011年 66ページ
  3. ^ ここまでは『日本経済大典 九』(滝本誠一編、明治文献、1967年)に収録
  4. ^ 「三王外記」に関連して出てくる訊洋子とは何者か知りたい。”. レファレンス協同データベース. 2021年9月7日閲覧。
  5. ^ 原得斎 『先哲像伝』有朋堂文庫、1914年、P.113頁。 


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