安藤昌益とは? わかりやすく解説

あんどう‐しょうえき〔‐シヤウエキ〕【安藤昌益】

読み方:あんどうしょうえき

[一][1703〜1762]江戸中期社会思想家・医者出羽の人。封建社会と、それを支え儒学仏教批判すべての人が平等に生産従事して生活する「自然の世」を唱えた。著「自然真営道」「統道真伝」など。

[二]桜田常久小説昭和44年1969)刊。[一]伝記小説


あんどうしょうえき 【安藤昌益】

江戸中期医者思想家。字は良中、号は確竜堂。陸奥八戸開業晩年秋田二井田村大館)で没。松前から長崎にまで門人がいた。明治後期哲学者狩野亨吉彼の稿本自然真営道』を入手して世に紹介二次大戦カナダの日本史研究家ノーマンなどによって有名になった。平等主義説き農業労働を賛え、既成学問宗教否定した。(一七〇三?~六二)

安藤昌益

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 07:11 UTC 版)

安藤 昌益(あんどう しょうえき、元禄16年〈1703年〉- 宝暦12年10月14日1762年11月29日〉)は、江戸時代中期の日本医師思想家哲学者秋田藩出身。堂号は確龍堂良中[1][2]、号は柳枝軒、通称は孫左衛門。思想的には無神論アナキズムの要素を持ち、農業を中心とした無階級社会を理想とした。




「安藤昌益」の続きの解説一覧



安藤昌益と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「安藤昌益」の関連用語


2
桜田常久 デジタル大辞泉
98% |||||

3
狩野亨吉 デジタル大辞泉
98% |||||


5
90% |||||

6
ノーマン デジタル大辞泉
76% |||||

7
安藤 デジタル大辞泉
76% |||||

8
統道真伝 デジタル大辞泉
76% |||||

9
自然真営道 デジタル大辞泉
76% |||||


安藤昌益のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



安藤昌益のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの安藤昌益 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS