大鳥池とは? わかりやすく解説

おおとり‐いけ〔おほとり‐〕【大鳥池】

読み方:おおとりいけ

山形県西部にある堰止(せきと)め湖。新潟との県境にある以東(いとう)岳(標高1771メートル)の北西麓、標高963メートルにあり、酒田市日本海に注ぐ赤川水源となっている。周囲3.2キロメートル深度68メートル面積0.4平方キロメートル。幻の巨大魚タキタロウ生息するといわれる


大鳥池

読み方:オオトリイケ(ootoriike)

所在 山形県東田川郡朝日村


大鳥池

読み方:オオトリイケ(ootoriike)

所在 山形県

水系 赤川水系

等級 1級


大鳥池―タキタロウ

作者柴田哲孝

収載図書日本怪魚
出版社角川学芸出版
刊行年月2007.3
シリーズ名角川地球人BOOKS


大鳥池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 05:08 UTC 版)

座標: 北緯38度21分45秒 東経139度49分45秒 / 北緯38.36250度 東経139.82917度 / 38.36250; 139.82917

大鳥池

以東岳から望む大鳥池

大鳥池の空中写真(1977年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 山形県 鶴岡市
面積 0.4 km2
周囲長 3.2 km
最大水深 68 m
水面の標高 966 m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 貧栄養湖
プロジェクト 地形
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大鳥池(おおとりいけ)は、山形県鶴岡市大字大鳥にある。標高966m付近にある山上湖である[1]

地理

山形県・新潟県境の朝日山地にある以東岳北麓、山形県鶴岡市大鳥に位置する。赤川水系本流の東大鳥川上流にあり、川が堰き止められできた堰止湖とされる[2]

周辺はブナ林に囲まれている[1]。なお、大鳥池から徒歩で30分ほどの場所に三角池(みすまいけ)という小さな池がある[1]

歴史

736年行基によって発見されたと言われている。以来、ときに神災をもたらす神秘の湖として知られる[3]

古くから女人禁制とされてきた。非常に神秘的な湖であったが、1926年(大正15年)になってはじめて旧制山形高等学校教授の安斉徹によって調査が行われた。その結果日本では珍しい花崗岩地にある湖であること、それまで考えられていた断層湖ではなく堰止湖であることなどが確認された。1934年(昭和9年)には灌漑に湖水を利用するため、排出口に制水門が設けられた。

施設

池の北岸に避難小屋の大鳥小屋「タキタロウ山荘」がある[1]。大鳥小屋では山形県企業局が鶴岡市の協力を得て、沢の水を利用したマイクロ水力発電(最大300W)の実証実験を行っており、最大700Wの太陽光発電と共に、大鳥小屋で利用されている。

幻の魚タキタロウ

タキタロウという巨大が生息しているとされる[1]NHK山形放送などの調査取材も行われ、巨大魚の生息は確認されたが、実物は未確認の生物である。

出典

  1. ^ a b c d e 朝日連峰・大鳥口ルート図 あさひむら観光協会、2022年10月20日閲覧。
  2. ^ 大鳥池 赤川漁業協同組合、2022年10月20日閲覧。
  3. ^ 荒俣宏『世界大博物図鑑 第2巻 [魚類]』(初版第5刷)平凡社、1991年4月25日、78頁。ISBN 4-582-51822-2 

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