風吹大池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 02:10 UTC 版)
風吹大池(かざふきおおいけ)は、長野県北安曇郡小谷村にある池。、定常的な流出河川は無いが、雪解け時期に南東の位置からあふれ出す[1]。横前倉山(1,907m)を最高峰とするのドーム状の地形の西側にあり、周囲を風吹岳(1,888m)、 岩菅山(1,889m)などに囲まれている。湖面標高はおよそ1,775m。南東から北西に長いサツマイモ状の形をしており、長径約600m、幅約200mほどの大きさである。北東側に小敷池、西側の一段高い所には科鉢池がある。 北アルプス山中では、南西5kmの地点にある白馬大池と並び、大きな池の一つである。
- ^ a b 渡辺義人, 桜井善雄「長野県山岳湖沼の水質現況とその保全」『日本水処理生物学会誌』第16巻第1-2号、日本水処理生物学会、1980年、47-64頁、CRID 1390282679938177536、doi:10.2521/jswtb.16.47、ISSN 0910-6758。
- ^ a b 中野俊「白馬岳地域の地質」『地域地質研究報告 5万分の1地質図幅 金沢(10)』第25号 NJ-53-5-4 (p.55-67)、産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2019年12月10日閲覧。
- ^ 及川輝樹, 原山智, 梅田浩司「白馬大池火山の K-Ar年代」『火山』第46巻、日本火山学会、21-25頁、doi:10.18940/kazan.46.1_21、2019年12月10日閲覧。
- ^ 柵山雅則「白馬大池火山の地質」『地質学雑誌』第86巻第4号、日本地質学会、265-274頁、doi:10.5575/geosoc.86.265、2019年12月10日閲覧。
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