釜池とは? わかりやすく解説

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釜池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/25 09:11 UTC 版)

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釜池
所在地 富山県上市町西種
位置
面積 0.024 km2
周囲長 0.5 km
最大水深 30 m
平均水深 - m
水面の標高 683 m
成因 諸説あり
淡水・汽水 淡水
湖沼型 諸説あり
透明度 - m
プロジェクト 地形
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釜池(かまいけ)は、富山県上市町に位置する。面積は約2.4ha。その成因には諸説ある。

特徴

白岩川の支流である大岩川流域の、高峰山中腹に位置している。

この池の周囲にはながら池つぶら池がある他、無数の窪地が存在する。窪地内部は湿地化しており、降水時には池のようになるものもある。

池は水門で堰き止められており、用水池として利用されている。

成因

黑崎史平らの調査によると、ここらの地層は高峰山火山が岩稲層により噴出したものであり、釜池の成因は高峰山の「爆裂火口」であるとしている[1]

一方で、藤囲会の「富山地学紀行」での記述によると、この池の周囲の地区で地滑り地形が多く見られることから、釜池は地滑りによる「堰止湖」であるとしている。

生態

池の周囲にヨシチシマザサ、オオイタドリ、ツボスミレトウグミ、クロウメモドキ、カノコソウの群落がある。

アクセス

  • 西種の高峰山登山口から徒歩20分程度。

参考文献

  • 『富山県の地名』平凡社 1994年
  • 『富山地学紀行』 桂書房

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 黒崎史平, 里見信生「富山県大岩川流域の植物地理学的研究」『金沢大学理学部付属植物園年報』第1号、金沢大学理学部付属植物園、1968年3月、 14-46頁、 ISSN 0914-7888NAID 1200035346592020年9月25日閲覧。

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