鳥羽井沼とは? わかりやすく解説

鳥羽井沼

読み方:トバイヌマ(tobainuma)

所在 埼玉県比企郡川島町


鳥羽井沼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/24 09:24 UTC 版)

鳥羽井沼
所在地 日本
埼玉県比企郡川島町
位置 北緯36度00分18.0秒 東経139度29分15.5秒 / 北緯36.005000度 東経139.487639度 / 36.005000; 139.487639座標: 北緯36度00分18.0秒 東経139度29分15.5秒 / 北緯36.005000度 東経139.487639度 / 36.005000; 139.487639
面積 0.01495 km2
平均水深 約6 m
成因 河跡湖
プロジェクト 地形
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鳥羽井沼(とばいぬま)は、埼玉県比企郡川島町大字鳥羽井新田にある安永年間に市野川洪水でできた河跡湖(押堀:おっぽり)[1]である。

概要

川島町鳥羽井の荒川の右岸堤防の直ぐ西側にあり、鳥羽井沼自然公園として整備されている。沼は南北二つの沼が連なりひょうたんの形をしており、そのなかほどの沼のほとりには、水を司るという九頭龍大権現と一目連大明神が祀られている。北側の沼は中沼と呼ばれていてで南北120 m・東西100 m、南側の沼は前沼と呼ばれていて南北100 m・東西70 mの広さである[2]ヘラブナコイが釣れ、特に毎年12月初めに行われる川島町網打連合会主催の投網打ち大会には、コイ(約1 t)が放流され、大勢の釣り人で賑わう。管理釣り場の為、夕刻になると沼の外に出ないとならない。また、灌漑用の溜井としても利用されている[2]。灌漑面積は15 haである。小公園の施設も設けられている。

川島民具展示館

沼の西側には、川島民具展示館があり、いにしえの生活民具、農具などが展示されていて、無料であるが休日のみの開館。また、沼に隣接して、川島芳康ルピナス園、川島芳康いちじく[1]がある。

土手の上を通るさいたま武蔵丘陵森林公園自転車道(荒川サイクリングロード)の中間地点に位置し、サイクリングの休憩スポットとして人気がある売店があったが、現在は店を閉めている。

脚注

  1. ^ 市野川 - 鳥羽井橋の周辺 - 有限会社フカダソフト(気まぐれ旅写真館). 2017年11月8日閲覧。
  2. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日、597頁。ISBN 4040011104 

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