大陸と国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 07:05 UTC 版)
旧大陸 ワッシュ達の大陸。 国家は王政・帝国政であり、ワッシュの王族たちは親類関係にあたる。氷の王家(ロマノフ) 国土のほとんどが凍てついた極寒の大地であり、「太陽のない王国」とも呼ばれる。 首都はサンクト・ペテルブルグ。 獅子の王家(ジョージア) 旧大陸北西海上に浮かぶ女王が支配する強力な海軍を保有する島国。 大航海時代に他国を一方的に植民地化してきた。 首都はロンドン。 鷲の王家(ハプスブルグ) カール大帝の神聖帝国を引き継ぎ、大陸中央部一帯を4世紀以上にわたり支配している。 数多くの他の王家と姻戚関係にあり、歴史上永きにわたって旧大陸最大の王家。 首都はウィーン。 太陽の王家(ブルボン) 元々は鷲の王家に匹敵する名家として旧大陸西側に位置する広大な地を支配するが、当時の国王ルイ16世と妃マリーアントワネット(鷲の王家出身)の専横に怒った民衆による革命が起こり、領土の半分を失うが、南部の肥沃な土地を有している。 首都はマドリード。 ナポレオンIII世帝国 太陽の王家の上半分で起きた民衆革命により成立した国家。 諸外国からの攻撃さらされるも、天才軍人ナポレオン・ボナパルトによる指揮で連戦連勝を重ね独立を保つ。 その結果、民衆はナポレオンを「救国の英雄」と支持、革命で手に入れた「共和制民主制」を自ら手放し、ナポレオンを皇帝とした帝国となる(ナポレオンは後ろ盾を得るため、正妻と離婚し、鷲の王家から新しい妻を迎えている)。 後にナポレオンI世は氷の王家領に進軍するも大敗し、失脚。現在はナポレオンの弟の第3子にあたるナポレオンIII世が統治している。 旧・龍の帝國 旧大陸の東に位置し、イエローブラニアンが統治している。世界で最も古い歴史と伝統を持つ王家である。 ワッシュが意図的に送り込んだ貿易船団によりアヘンが蔓延する。龍の帝國はアヘンを締め出そうとし、獅子の王家との阿片戦争に発展する。この戦争により、香港と九龍半島は100年間の無償借款という名目で獅子の王家の領土にされる。 新大陸 レッドブラニアン達が暮らしていたが、旧大陸のワッシュが大陸を発見し移民してくる。 新大陸へ進出したワッシュはレッドブラニアン達の土地を奪うなどの行為を行いレッドブラニアンと戦争状態になる。この戦争によりワッシュは戦闘に参加したディガーターを目撃し、ガンドライバーが普及するきっかけになる。 後に獅子の王家が大陸のほとんどを領土化し、獅子の王家の支配領よりも南の部分は太陽の王家が領土化した。獅子の王家の支配領の南半分は後に独立。合衆国 獅子の王家に高い税金を搾取されることに耐えられなくなった移民が革命運動を起こし新大陸の獅子の王家領の下半分が独立した国家。 南部は奴隷を使役した綿花・コーヒー・サトウキビなどのプランテーション農業、北部は工業中心に発展しており、現在は国を南北に分けての内戦中。 物語の舞台となっている国。 ナポレオンIII世帝国植民地 合衆国よりもさらに南の地域。かつては太陽の王国が支配していた。 「マヤ族」「アステカ族」といった高地ブラニアンが暮らしていたが、太陽の王国の植民地総督府によって奴隷とされるか、全滅させられている。 現在はナポレオンIII世帝国が支配しており、鷲の王家の大公マクシミリアンが皇帝をつとめている。 暗き青の大陸 旧大陸の真下に存在し、密林と砂漠に囲まれた熱帯性の巨大な大陸。 奴隷にされているブルーブラニアン達の故郷である。 長い間、ジャングルに起因する伝染病がワッシュの侵略を阻んでいたが、旧大陸の王家により植民地化され、ブルーブラニアン達は他国へ奴隷として輸出されることになる。 日出る皇国 新大陸の西に位置するイエローブラニアンの小国。 頑なに鎖国を続けていたが、ワッシュの飛行船(黒船)来訪により、捕鯨基地の確保・ワッシュに都合のいい一方的な通商条約の締結を突き付けられ、開国と鎖国維持に国論が二分する。 現在、獅子の王家に九州と琉球を割譲して後ろ盾とした土佐・薩摩連合勤王軍(開国派)と、北方四島及び蝦夷地を担保にナポレオンIII世と氷の王家から多額の借金をした旧幕府軍(鎖国派)による大規模な内戦が続いている。 戦争資金を得るために国土を割譲しているため、既にワッシュに植民地化されている地域もあり、国家分裂の危機にある。
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