大会運営ルール
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「関西独立リーグ (2代目)」の記事における「大会運営ルール」の解説
2013年12月の設立発表時には他の独立リーグと同じ前後期2シーズン制を使い、それぞれのステージ1位チーム同士で決勝戦を実施するとされたが、その後2014年度は1年間を通した通年で争う形に変更された(年間決勝戦は別の形式で実施)。2015年度は2シーズン制を採用したものの、沿革節に記したように2015年は日程の都合によりリーグチャンピオンシップを開催せず、2016年度以降は初年度と同じ1シーズン制に戻ったため、当初構想通りの「前後期優勝チーム同士によるチャンピオンシップでの優勝決定」は一度も実施されていない。2020年度以降はチャンピオンシップ自体が実施されなくなった。また、レギュラーシーズンで雨天等により順延された試合について、代替試合が実施されないことがある。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って開幕が6月となった2020年は振替を実施しないとされたが、その後一部については実施する方針に変更した。 2014年度 試合数 3チーム18回総当たり・36試合(ホーム・アンド・アウェー9回ずつ) 3チームの36試合終了時点での成績で1位になったチームを「レギュラーシーズン優勝チーム」として表彰。同じ勝率で並んだ場合は、対象となるチームの直接対決、全試合の得失点差、総得点によって決定する。シーズン終了後、優勝チームと勝率2位チームとの間でチャンピオンシップ(年間決勝大会)を実施。 2015年度 試合数 3チーム年間24回総当たり・48試合(ホーム・アンド・アウェー12回ずつ)を、12回ずつ・24試合(同6回ずつ)に分けて2シーズン制で争う 3チームのそれぞれのステージ24試合終了時点の1位チームを「ステージ優勝」として表彰し、そのチームがチャンピオンシップに進出する。ただし2シーズン両方とも同じチームが1位となった場合は、そのチームに加え、勝率2位チームがチャンピオンシップ進出。 2016年度 試合数 3チーム18回総当たり・36試合(ホーム・アンド・アウェー9回ずつ) 再び2014年と同じ試合数の1シーズン制に戻り、通年成績によるチャンピオンシップを実施する。リーグ戦とは別に、外部1チームを加えた4チームによる「トーナメントステージ」を3回おこない(3位決定戦を含めて1回につき4試合)、勝ち数に応じたポイントを付与する。リーグチャンピオンシップは、リーグ戦優勝球団とトーナメントステージポイント1位チームが対戦する形で4戦制(3戦先勝)方式にて実施し、リーグ戦優勝球団には1勝のアドバンテージが与えられる。ただし、両方のチームが同一の場合の開催方式については、これらの発表があった5月12日時点では「トーナメント最終回開催後に発表」となっていた。2016年のトーナメントステージは、5月、7月、8月に実施され、各回とも芦屋大学生によるチーム「兵庫インパルス」が参加した。2016年度は3回すべてに優勝した06が15ポイントで1位となり、兵庫と姫路がそれぞれ6ポイントを獲得した。9月28日の兵庫のリーグ戦優勝決定後、リーグチャンピオンシップの開催要領が発表され、兵庫と06の間で実施されることになった。 2017年度 試合数 3チーム18回総当たり・36試合(ホーム・アンド・アウェー9回ずつ) 公式戦の試合数は前年と同様で、1シーズン制を継続する。トーナメントステージは1年で廃止となり、チャンピオンシップは1位チームと2位チームの最終ゲーム差が5.0以内の場合に1位と2位の間で実施する。 2018年度 試合数 3チーム22回総当たり・44試合(ホーム・アウェー11回ずつ、雨天による振替はなく、中止の場合は引き分け扱い) 試合数は前年より増加したが1シーズン制は変わらず。チャンピオンシップ開催のゲーム差規定が撤廃された。 2019年度 試合数は4チーム16回総当たり・48試合(ホーム・アウェー8回ずつ)。チャンピオンシップについては前年と同じ開催形式で実施される。 2020年度 当初計画では前年度と同じであったが(リーグ総試合数96試合)、開幕の延期により4チーム10回総当たり・30試合となった。観客を入れるかどうかは状況によるとしており、6月2日の時点では和歌山は「当面」、兵庫は6月中は主催試合を無観客とする一方、06と堺は感染対策を取った上で有観客で開催する方針とされていた。 2021年度 試合数は4チーム18回総当たり・54試合(ホーム・アウェー9回ずつ)。雨天の場合は振替試合を実施。しかし、新型コロナウイルス感染症流行のため、8月27日に16回総当たり・48試合に変更された。 2022年度 試合数は4チーム16回戦総当たり・48試合(ホーム・アウェー8回ずつ)。雨天振替は実施する。 各年度共通 引き分け再試合やサスペンデッドゲームは行わない延長戦は9回終了後3時間を経過しない場合に実施し、原則11回までとする(11回を終わって同点の場合は引き分け)。 ただし、照明設備がない球場、あるいは照明設備があっても周辺地域環境などのやむを得ない事情で、試合時間設定を設けなければいけない場合は、9回を消化していない場合でも制限時間オーバーとなった場合その時点の表・裏の攻撃の完了をもって時間切れコールドゲームとみなす。 【補足】延長に入る条件は、リーグ発足当初は「試合開始時間から数えて2時間半を経過して9回まで終えていない場合は9回打ち切りで延長なし」「2時間半以内で同点→延長10回も同点で、かつ3時間以内の場合は11回をおこなう(10回終了時点で3時間を過ぎた場合は10回で打ち切り)」であったが、2017年現在は9回終了時点で3時間以内かどうかのみとなっている。 また試合中断時間を考慮し、走者が負傷し一時的に手当てを受けざるを得ない場合、審判団の判断で「投手以外のオーダーで打順が一番遠い選手」を基本として、臨時代走を起用する場合がある。
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