大会運営について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:41 UTC 版)
「佐渡国際トライアスロン大会」の記事における「大会運営について」の解説
トライアスロン大会、とりわけロングディスタンスの大会は、ボランティアスタッフ・地元住民・警察・地元自治体の4者が良好な関係にあり、かつ、ボランティアスタッフ・地元住民から継続して協力が得られることが、毎年の開催を可能とする上で最も重要なことである。 この大会の場合、ロングディスタンスであるAタイプの競技時間が15時間30分(朝6時スタート夜9時30分タイムアップ)のため、当日(日曜日)はその前後の時間を含めると、大会自体20時間にもおよぶ。また、金曜・土曜の選手受付・ウエルカムパーティー・競技説明会、週明け月曜午前の表彰式など、全体で4日間近くにわたり開催される。 そのため、島内外からの約3,000名のボランティアスタッフの拘束時間は、職種により、半日だけの場合もある一方、ロングディスタンスのため長いものもある。また、一日だけ、あるいは複数の日にわたるものもある。守備範囲は、スイムとバイクの周回コースそしてランコースなど広範囲におよぶ。そして地元住民には、当日(日曜日)バイク競技中、自家用車の利用自粛(ノーマイカーデー)への協力依頼など、負荷もかけることになる。 大会運営側も、参加選手も、この点をよく理解しており、種々の形で感謝の言葉を送っている。例えば、大会終了以降、多くの選手がブログやHPで、自らの戦いを振り返る意味で詳細なレース報告・結果を綴っているが、その中でボランティアスタッフ・地元住民への感謝の言葉も多く見られ、また、大会公式HPの記述より、直接それら感謝の言葉を記した礼状を大会事務局に送る選手も少なくない。 1989年(平成元年)から、一度も、ボランティアスタッフ確保難等で大会を休止した年はなく、毎年開催されるこの大会は、概ね、ボランティアスタッフ・地元住民から理解と協力、賛同を得ていると言える。
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