声優デビューまで
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幼少時は人を助ける仕事である医師に憧れていたが、1981年に放送開始したテレビアニメ『六神合体ゴッドマーズ』の影響で声優という職業を意識するようになる。高校入学の1986年、演劇部に所属するかたわら、ぷろだくしょんバオバブの付属俳優養成学校であったバオバブ学園へ入所(3期生)、当時学園長であった富田耕生らの指導を受ける。同期に篠原あけみ、武政弘子、中博史、柳沢栄治。川上の先輩として子安武人、後輩としていずれも川上より年上の山崎たくみ、岩坪理江、こおろぎさとみ、渡辺美佐も在学時期が一部重なる。芝居が好きになり、桐朋短大芸術学科演劇専攻(25期)、そして学科卒業後には専攻科演劇専攻へ進学した。20歳のころの思い出は「大学の仲間たちと、わいわいがやがやしていたこと」と語っている。同期の朴璐美も演劇集団 円入団後に声優として活動しており、2005年に放送したテレビアニメ『うえきの法則』では主人公の植木耕助(朴)と森あい(川上)を演じたほか、アニメ『BLEACH』などでも共演している。 また、バオバブ学園在学中、音楽の講師を担当していた山本正之の目にとまり、山本のコーラスグループピンクピッギーズに参加。声優デビュー後、および病気療養による休業中を含め、山本の数多くの楽曲にバックコーラスとして参加している。
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声優デビューまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:02 UTC 版)
母子家庭の一人っ子として育つ。小学2年生から5年生までの4年間、母の留学についていく形で、ロサンゼルスに移住する(いわゆる帰国子女である)。渡米前は、自分が思っていることをあまり表に出せずに授業で自分から手を挙げられないような「引っ込み思案な子ども」であったが、4年間の米国生活を経て、「いい意味で、ちょっとのことでは動揺しなくなった」ことが自身の成長になり、この経験が現在の活動に活きているという(なお英語は、渡米後2か月ほどで話せるようになった)。また、母方の祖父母も自分に優しく接してくれたため、父がいない寂しさはほとんど感じずに育ったという。 小学5年生のときに帰国。程なくしてスカウトされて、「ちょっとした子役やモデルの活動」をするようになる。高校1年生のとき、ある演出家に出会い、「お芝居で勝負したい」と思うようになった。高校3年生のとき、前述の演出家が主宰する劇団で上演する舞台に出演する機会を得る。この経験を通して、芝居の方法や礼儀作法などをしっかり学ぶ機会を持てたことで自分を「心の強い人間」に育ててくれたこと、及び「君はもっとお芝居を磨いたほうがいい」という言葉を頂いて「もっと頑張ろう」と気持ちを奮い立たせることができたことが、現在の活動(特に、芝居に向き合う姿勢)に活きているという。 劇団での舞台出演の機会を得るのとほぼ同じ時期に、テレビアニメ『銀魂』に偶然出会ったことが、人生の転機になる(それまでは、アニメを見る機会はあまりなかった)。『銀魂』との出会いは「自分の人生の夜明け」であったという。このとき、特に喜多村英梨の演技に、「こういうお芝居もできるのか、声優は見ているものを楽しませるすごい仕事なんだ!」「こんなにも自分の世界観を持ったアーティスティックな声優さんがいるんだ!」と強い憧れを持つようになり、「自分の本当にやりたいことはこれなんだ!」と思い、いつしか声優の養成所のパンフレットを自ら取り寄せるようになった。母に「声優になりたい」と打ち明けた際は「これからはテレビとか表の世界に出ないのは寂しい」といわれたが、最終的には「そんなに自信があるんだったらやってみたらいい」と快く送り出してくれた。当時は「自分は声優になれるかもしれない」という「根拠のない自信」があったという。なお喜多村とは、2017年10月クールに放送のテレビアニメ『鬼灯の冷徹』(第2期)で共演を果たし、劇中で喜多村と掛け合う場面もあった。 高校卒業後、進学をせずに掛け持ちのアルバイトをしながら、後に所属する事務所(賢プロダクション)が運営する養成所・スクールデュオ の基礎科の1期生として入る。前述のように少しの演技経験はあったが、「声優を目指すと心に決めていたので、基礎からしっかり学べる場を望んでいた」ことが理由であった。基礎科で1年間、その上の養成所で2年間学び、事務所預かりになることが決まったタイミングで、『ラブライブ!』の続編シリーズ『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションに、桜内梨子役で合格した。なお養成所に在籍中の2014年に、『パックワールド』(ゴースト役)で声優デビューをしている。 なお芸能界入りした当初は「伊藤梨花子」名義で活動。当時はフロム・ファーストプロダクションに所属していた。
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