地震の特徴とは? わかりやすく解説

地震の特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:18 UTC 版)

阪神・淡路大震災」の記事における「地震の特徴」の解説

地震による揺れとして、地震後気象庁地震機動観測班による現地調査阪神間兵庫県東南部神戸市芦屋市西宮市宝塚市)および淡路島一部津名町北淡町一宮町)に震度7激震適用された。神戸海洋気象台現在の神戸地方気象台当時の所在地神戸市中央区中山手)および洲本測候所洲本市小路谷)では震度6を観測し地震機動観測班による現地調査兵庫県南部の広い範囲加え大阪府でも大阪市西淀川区佃、豊中市庄本町池田市住吉において震度6と判定される地域があった。 ほか、東は小名浜福島県いわき市)、西は長崎県佐世保市、北は新潟県新潟市、南は鹿児島県鹿児島市までの広い範囲有感震度1以上となった戦後発生した地震では、1946年昭和21年)の昭和南海地震1948年昭和23年)の福井地震大きく上回り当時地震災害としては戦後最大規模被害出した被害の特徴としては、都市直下起こった地震による災害であるということ挙げられる日本での都市型震災としては、大都市直撃した1944年昭和19年)の昭和東南海地震以来となる。 福井地震契機として新設された「震度7」が適用され初めての事例であり、実地検分気象庁地震機動観測班による現地調査)によって震度7適用され最初事例であった。しかし、現地調査後に震度7発表したのでは対応が遅れるとの意見踏まえ、この震災翌年から震度7計測震度によって速報可能な体制変更された。これ以降発生した2004年新潟県中越地震2011年東北地方太平洋沖地震東日本大震災)、2016年熊本地震2018年北海道胆振東部地震における震度7観測は、震度計によって実測されたものである建造物対す被害が大きいとされる周期1-2秒程度キラーパルス伴った地震動は、数値上で当時最大級のものとして記録され10秒以上続いた地域もあった(ただし、その後地震では兵庫県南部地震超える地震動観測されている。)。神戸海洋気象台では、最大加速度818ガル最大速度105カイン最大変位27cmの地震動襲った分析されている。これらは、釧路沖地震922ガル67カイン変位93cm)、ノースリッジ地震(約800ガル128カイン)に匹敵するのである六甲アイランド地震計では縦揺れ507ガル記録された。なお、日本過去最大地震動は、2008年平成20年6月発生した岩手・宮城内陸地震の際、岩手県一関市観測された4022ガルである。

※この「地震の特徴」の解説は、「阪神・淡路大震災」の解説の一部です。
「地震の特徴」を含む「阪神・淡路大震災」の記事については、「阪神・淡路大震災」の概要を参照ください。

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