地震の犠牲者にささげる勝利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:42 UTC 版)
「國母和宏」の記事における「地震の犠牲者にささげる勝利」の解説
2011年のUS OPENは東日本を襲った大震災の翌日に行われた。國母はこの日、US OPENで2年連続の優勝を飾ったのち"I talked to my family and everybody is okay, but I have some friends I still haven't been able to contact." "I hope my win brings a little joy and happiness to Japan." (「家族と話して、みんな無事だとわかったんですが、まだコンタクトが取れていない友人もいて」「この勝利が日本に少しでも喜びを届けることができればいいと思います」と語っている。“I was speechless, and for the first time since I was a kid, I sat and cried as we watched the news reports.” “I knew immediately that I wanted to help my country and like so many people, I didn’t know how. My main focus was not on winning or the competition itself at that point, but just getting the day over with and being with my wife who was flying to California from Japan.”(「(地震のニュースを知り)ただ言葉もなく、子供の時以来初めて、ニュースを見ながらただ座り込んで泣きました。」「すぐ、どうしても自分の国のために何かしなくちゃと思ったけれど、誰もそうだったと思うんですが、僕もどうやっていいのか見当もつかなかったんです。あの時は、目の前の競技に勝つことよりも、とにかくその日を何とか乗り越えて、日本から(在住の)カリフォルニアに飛ぶ妻と一緒にいてあげなくては、ということに気持ちが行っていました。」2011年4月には、國母はJEARS (Support Japan Earthquake Rescue and Support) をとおして日本へのサポートを発表している。直後の2011年5月にはJEARSのスタッフと共に福島の被災地を訪れ、飼い主と離れ離れになってしまった ペット達を保護するボランティア活動を行った。
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