四国IL高知時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 14:15 UTC 版)
2018年は21試合に登板し、2勝4敗、防御率2.08を記録。オフにはみやざきフェニックス・リーグの四国IL選抜チームに選出された。 2019年は開幕戦の徳島インディゴソックス戦に先発し、9回を15奪三振、被安打を初回の岸潤一郎の二塁打1本のみに抑え完封勝利を挙げた。シーズンでは18試合に登板し、チーム最多の108回1/3を投げ6勝5敗、防御率1.50を記録。122奪三振を挙げ最多奪三振のタイトルを獲得した。ストレートの最速は151km/hを計測。2年連続でみやざきフェニックス・リーグの四国IL選抜チームに選出された。このシーズン頃には直球の球速が150km/h台にまで向上し、駒田は「練習への取り組み方が他の選手とは違っていたね」と後に話している。 2020年は17試合に登板し、6勝7敗、防御率1.69、129奪三振を記録。9月には自己最速を2km/h更新する153km/hを計測した。10月23日の徳島との首位攻防戦に先発するが、7回3失点(自責点0)で敗戦投手となり、徳島のリーグ連覇を許した。このシーズンにはNPB10球団から調査書が届いた。 2020年のドラフト会議で阪神タイガースから8巡目指名を受け、契約金1500万円、年俸550万円で仮契約を結んだ。背番号は69。高等専門学校出身者がNPBドラフト会議で指名を受けるのは鬼屋敷正人以来2人目、高等専門学校卒業者及び国立高等専門学校出身者では史上初である。
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四国IL高知時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:08 UTC 版)
レンジャーズを自由契約となった後、ニューヨーク・ヤンキースと契約合意寸前まで行ったのだが、メディカルチェックで手術した肘の状態が引っかかり契約は土壇場で破断、藤川自身も引退を覚悟した失意で帰国することになった。日本では古巣・阪神が先発投手として獲得を調査していることが明らかになり、一部では「阪神復帰が決定的」とも報じられた。しかし、「地元の子どもたちに夢を与えたい」との思いから出身地である高知で野球人生を再スタートすることを決意し、阪神からのオファーを拒否して四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスへの入団を決めた。これには、かつての藤川のチームメイトであり、当時阪神球団の駐米スカウトを務めていたジェフ・ウィリアムスおよびアンディ・シーツ両名からのシビアな報告に球団側が及び腰になっていたことが背景にあった、と報じるメディアもあった。 6月8日に高知市内で開かれた入団記者会見では、登板する試合ごとに高知と契約を結ぶ形となり、藤川自身は無報酬であること、また登板試合のチケット売上から10%を児童養護施設に寄付することを発表する一方、オファーがあればNPBに復帰する可能性については否定しなかった。高知と藤川との間に契約文書はなく、試合外での行動については球団ではなく藤川の所属するエイベックス・スポーツが管理する異例の形であった。背番号は11。 6月20日に高知市野球場で行われた香川オリーブガイナーズ・徳島インディゴソックス連合チームとのオープン戦に先発し、4回を1失点という内容であった。2015年シーズンのNPB復帰期限だった7月31日までにオープン戦3試合に登板したが、NPB球団との契約には至らなかった。これに伴い、高知球団は8月4日に藤川と、リーグの基準に従った形で後期シーズン(ポストシーズンを含む最終戦まで)の契約を締結した。ただし、引き続き報酬は受け取らない条件で、以前同様常時チームには帯同しないと報じられている。8月6日の対徳島戦に先発し、リーグ公式戦に初登板したが、先頭打者への5球目の投球が頭部に接触したため「危険球」として退場処分になった。翌8月7日の対愛媛戦で、チームが6-2とリードした5回から登板し、5イニングを無失点・12奪三振の内容で、アイランドリーグ公式戦で初勝利を挙げた。地元の高知で開かれた9月7日の対香川戦では、先発投手として登板すると、被安打3の完封で2勝目を記録。公式戦での完封勝利は、阪神の投手としてウエスタン・リーグ公式戦で2完封勝利を挙げた2000年以来15年ぶりであった。 球団では9月10日に、藤川との契約を2015年シーズン限りで終了することを発表。当初は、最終登板として同月16日の対徳島戦での先発を予定していた。しかし、発表直後に左足首を痛めたため先発を回避。同カードおよび、チームのシーズン最終戦(同月17日の対香川戦)ではベンチに入ったものの、登板機会のないままシーズンを終えた。 在籍中には、阪神を含め複数のNPB球団関係者が藤川の投球を視察。高知との契約期間満了直後には、中日やヤクルトが、藤川の獲得を視野に調査を進めていることが報じられた。
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